最新記述:2017-02-19 (日) 00:00:00
課外授業第2講
「株式管理」VER22222 バンクバー冬季オリンピック」エディション 配信
バンクバー冬季オリンピックも今酣ですね。
次のエディションは「鞘取り第2次完工エディション」の予定だったのですが、急遽バンクバー応援エディションに衣替えしました。
元号VER
そして、VER番号も通常は西暦連番なのですが、今回は思うところあって、元号VERと致しました。
何故かって?、元号VER22222、ゾロゾロ目・ファイブカード・フルハウスは昭和22年2月22日以来63年振りの超還暦なのです。
そこらの皆既日蝕何年振りなど足元に及ばない、正にハレーなのです。
ハレー君は、昭和50年代末にお会いしましたので、マアッ良いかですが、このゾロゾロ目君は、歴代元号で沢山有る様で無い、明治維新以来やっと6回目なのですね。
そんなことどうでも良いでは無いかと、思われますか?、では1日に何時何分のゾロ目が何回あるか即答できますか。
これもどうでも良いことですが、知ると知らぬでは大違い。
鞘取りも同じです。
知ると知らぬで大違い。
鞘取MASTERを知って、大違いを実感して下さい。
VER010207の公開で、開発は一段落して、鞘取り講義・鞘取りマニュアルに勤しむとお約束しましたが、マタマタ約束を違えてしまいました。
VER010207から大幅に機能向上・新規機能を開発搭載しました。
矢張り、書くより作る方が面白いのですね。
それで、鞘取り講義・マニュアルを書く方は追いついていませんが、どうしても今日の内にVER2222として公開したいのでご了解下さい。
鞘取り講義は、講義4までを何とか筆を加えて加筆訂正しました。
後は、未だ書いてない事項で、VER22222を使うのに必要な事項を以下に記述します。
「株式管理」VER22222「バンクバー冬季オリンピック」エディション 新設機能・改修機能
「株式管理」の操作
未だ読んでいない方は、「株式管理」ホームページの「鞘取講座」を予めお読み置き下さい。
(http://kabuchart.com/index.php?go=ep1kXm)
以下は、「鞘取講座4」記述以降の開発改修事項について記述します。
「株式管理」の起動
VER22222 「バンクバー冬季オリンピック」エディションは、新規インストールの場合「鞘取MASTER」として立ち上がります。
既ユーザーの場合は、以前のユーザー指定により、「株式管理」又は「鞘取MASTER」何れかとして立ち上がります。
両者の立ち上がり切り替えは、定数設定画面で行えます。
株価読み込み
「鞘取MASTER」として起動した時は、「鞘取MASTER」画面から直接株価取得画面が呼び出せます。
鞘取り機能特化プログラムとして「鞘取MASTER」での単独運用が可能です。
鞘適格銘柄・鞘PAIRの選定
慣れるまでは、デフォールト(標準設定)で試して見てください。
「鞘取MASTER」立上げ画面のメニュー「F2」で鞘適格銘柄の選定、約200銘柄が選ばれます。
続いて、「鞘取MASTER」立上げ画面のメニュー「F3」で選ばれた鞘適格銘柄の総当たりで鞘取りに適した銘柄PAIRが選ばれます。
約200PAIR前後が選ばれます。
何れもその日の最新株価で選定されるので選択数はその都度少し異なります。
レシオケーター
「株式管理」にレシオケーター機能を搭載しました。
レシオケーター:特定の指標に対して、その銘柄の株価が上昇しているのか・下降しているのか、その銘柄の成績を示す指標です。
ここでは、基準日の過去1年間の日経平均の平均株価対比とのその銘柄の成績をレシオケーターとしています。
成績が日経平均並の時はレシオケーターは「1」となります。
このレシオケーターを鞘銘柄組合せに利用する機能を新設しました。
「鞘銘柄選択」の「鞘組合せ法」の「レシオケーター」を選ぶと、鞘適格銘柄のうちレシオケーターが1以上の銘柄と1以下の銘柄との総当りでの鞘銘柄組合せを作成します。
選出鞘銘柄は「基本鞘銘柄リスト」に出力されます。
前以って「株式管理」の「銘柄LIST作成」「F2レシオケーター算出」で銘柄の(全有効銘柄が対象となります)レシオケーターを求めておいて下さい。
日経平均対比の成績優秀銘柄と成績劣位銘柄の組合せは、鞘取り手法としてはやや道を外れるのですが、さて、有効な手法なのか今後の検証課題ですね。
鞘取り基本銘柄
選ばれた銘柄PAIRは基本銘柄リストに収録されます。
メニュー「F4」で、基本鞘銘柄のチャートが表示されます。
鞘銘柄PAIRの絞込み
選ばれた鞘基本銘柄を「F4」で呼び出して順次見ていきます。
順次見るには、下矢印「↓」KEYを押します。
戻るのは上矢印「↑」KEYを押します。
これは良いという銘柄PAIRがあれば、「F5」で鞘注目銘柄に登録します。
順次銘柄PAIRを精査して「鞘買候補」・「鞘仕掛候補」と絞り込んで行き、実際に売買発注した銘柄PAIRは「保有銘柄」に登録します。
何れの銘柄リストも、
ある銘柄リストで呼び出した銘柄PAIRは、「FN」Keyで他の銘柄リストへ転記登録できます。
登録移動の場合は、元の銘柄リストから「メニュー削除」で削除して下さい。
重複銘柄
鞘取りでは、最大東証・大証4000銘柄の2乗の銘柄PAIRが作れます。
鞘適格銘柄選定や鞘適格PAIRの選定を行うのでそんなに大きな数とは成りませんが膨大な数のPAIR数となります。
その中から鞘取りに適した銘柄PAIRを目視で選定していきます。
選定した銘柄は、日々の株価の値動きに応じて、鞘の動きも変動します。
これも目視で、追って行きます。
今まで、この有利な鞘取り手法が流行らなかったのは、流行るというよりも物理的に実行が困難乃至不可能であったことが原因と思われます。
「鞘取りMASTER」の出現で、不可能が可能となり、目視チェックも明瞭なチャート表示で、個々の銘柄PAIRに付いて一瞬作業ですが、それでも可也な数となります。
これを効率化するために、異なる銘柄リストの同じ銘柄PAIRを何度も見なくて良いように、上位リストに含まれる銘柄PAIRの場合には鞘チャートの左上部に上位リストに含まれる旨の赤文字注意を表示しました。
赤文字が出た時は、そのチャートは見ないで、「↓」KEYを連続押しして次の銘柄PAIRに進んで下さい。
「保有銘柄」については、その他の鞘リストで銘柄PAIR自体を表示しないように「J」Key(重複排除のJ)で指定することが出来ます。
鞘銘柄指標表示
鞘チャート画面で、
「D」Key(同時表示のD)
鞘PAIRの各銘柄の終値折れ線チャートを表示します。
株価の刻みは鞘チャートと同一の50円幅です。
(売買金額ベースでは5万円)
「S」Key
鞘ストキャス線を表示します。
「B」Key
ボリンジャーラインを表示します。
- 「B」Keysで、σ1線・σ1線・非表示を切り替えます。
- Shift+「B」Keysで、長期線・短期線を切り替えます。
- Cntrl+「B」Keysで、「株式管理」考案の基準線直行変換ボリンジャー線
を表示します。
「R」Key
これも「株式管理」独自考案の鞘取り仕掛け線「RーLINE」を表示
します。
- R線表示
- R線を越えて反転の時に「×」印表示
- R線を外から中に回帰の時に「○」印表示
- R線赤色強調表示
- 非表示(鞘移動平均線表示)
と変化します。
鞘チャート画面操作KEY
以下は指標ではないですが、鞘取りMASTEREの簡便操作の為のKEY操作です。
「A」Key
鞘PAIRを校正する銘柄Aと銘柄Bを入れ替えます。
鞘の仕掛け方向の確認の時に用います。
銘柄Aと銘柄Bを入れ替えてチャートを見てみると、鞘の複雑(不必要)な理論を超越して、鞘取引の単純理解が出来ます。
鞘仕掛け(売買)の実行の時には、「A」KeyでPAIRの銘柄の鞘チャート表示を入替えて、「仕掛け方向が下から上」へ向かう様に指定すると、
- 青色表示のA銘柄が「買い銘柄」
- 緑(ライム)色表示のB銘柄が「信用売り銘柄」
となります。
「上へと 伸びる稲穂を 青田買い」 ~~~~~~~~~~~~~~~~ と覚えてください。
「L」Key
銘柄リストの銘柄番号。銘柄名をクリックするとその銘柄PAIRの
鞘チャートを直行表示できます。
「N」Key
後述の鞘仕掛け画面を表示します。
Menu「F3」と等値です。
「J」Key
鞘銘柄重複排除を行います。
鞘取りは、原則として同じ銘柄を含むPAIRへの仕掛けは控えます。
銘柄A・BのPAIRを仕掛けて保有している時、銘柄B・CのPAIRを仕掛けると、銘柄Bが他の銘柄よりも倍の比重となります。
銘柄Bの株価変動が原因で増玉を行うと、銘柄A・BのPAIR・銘柄B・CのPAIRを共に増玉を行う事となり、銘柄Bの比重が4倍となって
しまいます。
これを避けるために、保有(仕掛け)銘柄を含む銘柄PAIRは鞘取り検討の対象外としますが、多くの銘柄PAIRを目視検討する効率向上のため、「J」Keyで重複銘柄PAIRの表示・非表示指定が出来ます。
非表示の場合は、「↓」矢印で鞘銘柄コードの正順送りの時に表示をスキップします。
一時的にスキップ銘柄を見たい時には「↑」矢印で逆順送りで表示してください。
「U」Key
鞘仕掛けデータUP表示
鞘仕掛け・増玉・鞘決裁と行った場合に、データー表示行がCRTの上下表示幅を超えてしまう場合があります。
「U」Keyで、鞘仕掛け・増玉表示、鞘決裁表示の表示切り替えが出来ます。
「<」[>]Key
鞘チャートの表示足数を増減します。
最大で1000足・約4年を表示可能です。
- 鞘PAIR選択には[>]Keyで表示足数を多くして全体を見て判断し、
- 実際の売買には「<」Keyで表示足数を少なくして鞘の動きの詳細を確認する
のが良いでしょう。
「BackSpace」Key
鞘の過去足を表示します。
「株式管理」の標準配信の過去足データをインストールした場合、約10年の過去の鞘チャートが表示できます。
ユーザーが個別に時系列株価データを収集した場合には、1984年以降の過去25年鞘チャートが表示できます。
「矢印」Key
- 下矢印は、次の鞘PAIRを呼び出します。
- 上矢印は、前の鞘PAIRを呼び出します。
- 左右矢印は、鞘チャートの足の変換を行います。
「END」Key
鞘株価の詳細(場帳)を表示します。
「K」Key
鞘Key Board Reference(鞘KBR)
此処で述べたKEY指定がKeyBoard表示で確認できます。
鞘KBRの各KEYをクリックしての操作も出来ます。
鞘仕掛け・増玉・鞘決裁
鞘チャート画面で、メニュー「F3仕掛登録」・「F3」Key・
「N」Keyで、「鞘仕掛け設定」画面が呼び出されます。
銘柄データー修正
「鞘仕掛け設定」画面が呼び出された時は、その時鞘チャートに表示されている銘柄PAIRのデーターが表示されます。
「鞘仕掛け設定」画面のコラムをクリックして銘柄PAIRのデーターの変更が可能です。
データ訂正可能な項目は、銘柄コード・仕掛数・株価・単位株数(コラムに直接記入)です。
その他の項目は、自動変更されます。
任意2銘柄組み合わせ
新規の銘柄PAIRを作る場合は、銘柄CODEコラムをクリックして希望の銘柄CODEを入れてください。
入力した銘柄PAIRの鞘チャートが表示されます。
「更新・保存」ボタンで、その銘柄PAIRが銘柄リストの追加記録されます。
「FN」KEYでその他の銘柄リストに直接記録することも可能です。
銘柄コード検索
銘柄コードの分からない時は、「Code検索」ボタンでYAHOOファイナンスを呼び出して銘柄コード検索ができます。
任意組合せ保存
「任意組合保存」ボタンで任意鞘銘柄リストに直接記録が出来ます。
銘柄入替え
鞘銘柄のPAIRの「A銘柄」と「B銘柄」を入替えます。
「A」KEYと等価です。
仕掛け目安表示
「鞘仕掛設定」画面非表示又は「鞘仕掛設定」画面「任意組合せ」の時に、鞘チャート画面の任意の日付の位置を「ダブルクリック」すると、その日付に緑の細線が表示されます。
併せてその位置での鞘仕掛け目標線(赤線)・増玉線(緑ライム色)が表示されその位置での鞘仕掛けの目安が示されます。
鞘チャートの右側のデーター表示欄にはその鞘仕掛目安のデーター詳細が表示されます。
鞘仕掛け表示
「鞘仕掛設定」画面で、「仕掛」ページを表示します。
鞘チャート画面でチャート上の鞘仕掛け期日をダブルクリックすると、「鞘仕掛設定」画面に「売買期日」・A銘柄B銘柄の「株価」が自動採録されます。
その他のコラムは自動採録された株価により自動計算表示されます。
鞘チャート画面上の鞘仕掛け期日に縦の緑色太線が表示されます。
仕掛け鞘株価の位置に赤色十字が表示されます。
鞘株価位置により、鞘仕掛け方向が自動判定され、赤色仕掛け目標線・ライム色増玉線が表示されます。
鞘チャート画面右側のデーター表示欄に鞘仕掛けデーター詳細及び最新株価による根洗いが表示されます。
売買期日
売買期日コラムの日付を修正して任煮の期日の売買(仕掛け)を指定できます。
株価採録
「株価採録」ボタンで、売買期日の始値を自動採録します。
鞘取りでは、原則として、当日の株価でデーター分析を行い、明日の成り行きで売買注文を行います。
よって、株価期日(売買日)の始値を自動採録しますが、現在ではインターネットでの多様な発注が可能なので、実売買株価で修正登録を行って下さい。
更新保存
データーは、入力を行っても「鞘仕掛設定」画面及び鞘チャート画面に反映されるだけで未だ確定されていません。
「更新保存」ボタンでデーターの確定・記録を行って下さい。
仕掛け解除
確定・記録された「仕掛けデータ」を解除します。
解除されるのは、入力記録された、仕掛けデーターとしての売買期日・売買株価・仕掛け条件(上昇狙い・下降狙い)のみで、鞘銘柄PAIRのデーターは削除されません。
仕掛け鞘
売買期日の鞘株価の予定位置に緑の縦横線が引かれますが更に位置を明示するために赤色の十字が表示されます。
目標鞘ライン
仕掛け鞘に対する決裁目標値が目標鞘鞘として赤線で表示されます。
表示期間は、現在は一応の目安として3ヶ月の横線をなっています。
目標鞘値
現在の設定では、仕掛け時点での鞘銘柄PAIRの株価の合計の10%としています。
どれ位の数値を目標とするのが良いかは今後の検討課題ですが、マアマア、当たらずとも遠からずの感触です。
目標鞘値は絶対目標ではありません。
利益のでたところで欲張らずに、小額利益でも薄利多売回転商いを行うことが肝要です。
結果として年間利益率の勝負です
増玉鞘
不幸にして、仕掛けた鞘取り組みが逆行した場合に、更に追加的仕掛けを行って、より有利な鞘で仕掛けを行う、或いは更に仕掛け数を増やしてより多きい利益額を求める手法です。
子犬のワルツ的銘柄PAIRを見つけた場合には、少しの逆行もまたリバウンドする必然性が高いので有効な投資手法といえます。
他方、行く川の流れは、いつも方丈記とは行かないので、逆に手仕舞いを考慮すべきラインとなる場合もあります。
此処では、目標鞘値の半分の5%を設定してあります。
目標鞘値と同値とする考え方もあり、算出ロジックを含めて今後の検討課題です。
仕掛データー表示
鞘チャートの右に仕掛データー詳細が表示されます。
仕掛け条件の上昇狙い・下降狙いは自動採録されます。
Rライン基準線に対して外から上へ向かう場合は「上昇狙い」、外から下へ向かう場合は「下降狙い」となります。
上昇・下降が思惑どおりに採録されないRライン基準線近辺での鞘仕掛けは行うべきでないと考えられます。
値洗い
鞘仕掛けに対して、最新株価での根洗い(現時株価での評価額)が表示されます。
増玉表示
仕掛表示に略順じます。
増玉表示の各機能は、仕掛け記録を行って後にのみ使用できます。
増玉の実行鞘値及び仕掛け鞘との平均鞘値が赤十字で示されます。
増玉に対する目標鞘は、平均鞘値を基点として、仕掛け鞘の目標鞘と増玉実行鞘値の目標鞘の平均鞘値で示されます。
増玉の増玉鞘は、増玉実行鞘値を基点として増玉実行鞘値に対する増玉値で示されます。
表示線幅は増玉実行期日より改めて3ヶ月としています。
決裁表示
仕掛表示に略順じます。
決裁表示の各機能は、仕掛け記録を行って後にのみ使用できます。
決裁表示詳細データーが画面下となって表示されない時は、「U」Key(決裁データーUpのU)で上部表示されます。
決裁表示線にて利益の出ている時は、歓喜のメロディが表示されます。
惜しくも損失発生の時は、クシュンの表示が。
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