マニュアル新版
最新記述:2009-08-25 (火) 00:00:00

カブコム手数料自動記入

カブコム口座

「株式管理」では、幾つかのインターネット証券を口座開設しています。

主たる目的は、各社の口座・NET機能等の使い易さや運用費用・手数料の検証の為です。

ここ暫くは、「カブコム」を主として利用しています。

正しくは、「カブドットコム」と言うのでしょうが、この呼び方は小生は好きではありません。
英語を習い始めた最初は、「ピリオッド」という呼び方を覚え、少しく学習が進んで「フルストップ」と言う言い方もあることを知った時の喜びを覚えている方も多いでしょう。
英語学習の進展と言うか深みを知ったような気がしたものです。
それを今は、どうして「ドット」等と濁音の語を使うのでしょうかね?
無批判に鼻を高げに右を倣えしているのも好きになれません。
マッそんなことはどうでも良いのですが、

最近「カブコム」証券を常用しているのは、「逆指値」や「ストップトレーディング」手法の機能が、当時は一番優れていたことによるものですが、最近の他の証券会社のその後の機能は今のところ未だ検証できていません。

株式取引の記帳で、毎回似たような手数料を手打ちするのが煩わしく、常用の「カブコム」口座については、記帳の簡易化の為に売買手数料の算出記録を自動化して見ました。

「カブコム」証券に口座を開設しているのユーザーは大いにご利用下さい。

「カブコム」証券の手数料

手数料は各証券会社の営業政策によるのでしょうが、各社マチマチです。

手数料の多寡だけが決定要因では有りませんが、薄利多売方針の時は可也の経費ファクターとなるので、各社の手数料体系を比較考量して口座開設を検討する必要があります。

現物売買は、各社とも可也割高のようです。

これに比して、信用取引は可也低めの設定です。
顧客を信用取引の地獄に誘導する料金体系となっています。

貸出金利や、自己資金能力を超えた商いに呼び込んでの手数料稼ぎが目に見えています。

信用取引では、立て玉から受渡日までの4営業日の貸出金利の負担は避けられません。
「株式管理」では「玉帳」による「売買管理・資金管理」が完全に行えるので、信用取引を主体として、信用取引の割安な手数料利用の現物売買と信用取引ならではの有利な取引手法を利用しています。

詳しくは別途稿を改めて説明したいと思います。

「カブコム」証券の手数料体系

「カブコム」証券では、以下のような三つの手数料体系となっています。

  • 現物株式の場合は、「指値」と「成行」で手数料が異なります。
    KabukomuFee-1.jpg
  • 現物株式の場合には、年齢による手数料割引があります。
    KabukomuFee-2.jpg
     
    KabukomuFee-3.jpg
     
  • 信用取引の場合は可也シンプルで、売買高に対しても割安となっていますが、年齢割引はありません。
    KabukomuFee-4.jpg
       

カブコム手数料の記帳


証券会社名「カブコム」の設定

株式売買手数料の自動計算の為には、該当口座の証券会社の指定が必要です。

「株式管理」立ち上げ画面のメニューから「F11指標表定数設定」を選びます。

「チャート」画面から「T(定数のT)」Keyでも呼び出せます。  

Kabukomu-8.jpg

 
「指標パラメーター設定」画面の口座管理を選びます。
 

Kabukomu-9.jpg

 
口座管理画面の証券会社/銀行コラムの証券会社名を「カブコム」と指定します。

カブコム証券の株式売買代金自動計算を利用する時は、必ず証券会社名は「カブコム」と設定してください。
カタカナ全角4文字で打ち込んでください。
「カブコム」以外の名称では、手数料の自動計算機能は起動しません。

「株式管理」プログラムは、「カブコム」を読み込んで売買手数料の自動実行を行います。

Kabukomu-10.jpg

 

記帳画面標準設定

新規に立ち上げた記帳画面は、現物取引を標準画面としており、画面が表示されます。

Kityo-2.jpg

 

  • 証券会社コラムが、「カブコム」の時は、手数料コラムに「自動計算」ボタンが表示されます。
    Kabukomu-6.jpg
     
  • 現物取引の時は、株価コラムに「指値」「成行」の指定ボタンが表示されます。
    Kabukomu-1.jpg
     
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  • 現物取引の時は、証券会社コラムに「割引」指定のボタンが表示されます。
     
    「割引」指定は、「割引無」「5%」「10%」が選べます。
     
    Kabukomu-3.jpg
     
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    Kabukomu-5.jpg
     

手数料自動計算表示例

「カブコム」証券、現物取引、指値、株価1000円、株数1000株、取引金額100万円の例です。
手数料1350、消費税67、合計1417は、上記の同社の料金表にぴったりでしょう。

Kabukomu-7.jpg


手数料表示

 
尚、同社の料金表は、最近の政府指導によるのでしょうか、消費税が内税で表示されています。

所が、同社の売買報告では、手数料と消費税が区別して表示されています。
その為、「株式管理」玉帳でも手数料と消費税を区別して表示記録しています。

同社の料金表の可也の部分で、手数料と消費税に区分算出すると1円以下の端数が現れるものが可也在ります。

この場合、売買報告ではどのように区分表示されるのか不明です。
「株式管理」では、信用の460円とか780円が手数料の大部分なので、こららの点は未だ検証できていません。

そういう場合は手打ちで手数料を入れれば済むことなのでご了解下さい。