2023年最新項目
Ver230901「令和5年秋 豊穣実エディション」
さしもの酷暑の令和5年の夏を終わりに近付きました。
コロナも、果たして良いのか悪いのか、マスクをした人が時代を超越した守旧の遺物の感が有ります。
時代は遷る時は過ぎ行く、今は福島冷却水の放出に世間の並びに世界の狭量の極一部の耳目が集中しています。
70年以上もこの様な世の変転を見て来たら、日本人ももっと賢くなれば良いのにと思いますが、中々そうは行かないのが世の中ですね。
皆さん賢く賢明になりましょうね。
扨、
「株式管理」Ver230901「令和5年秋 豊穣実エディション」を配信申し上げます。
何時も新規VERの配信には多大の手間と検証を要し長期のインターバルを要してしまうのですが今VERは1月半での配信で中々の手際かと。
今回もVER230715に引き続き鞘取り機能の機能開発・使い勝手の向上を主体に開発を行いました。
是非本邦唯一の他の追随を許さない株式管理の鞘取り機能の「鞘取MASTER(鞘取りましたー)」をお試しになってみてください。
「株式管理」Ver230901「令和5年秋 豊穣実エディション」開発項目
1、鞘チャート
1-1、鞘ライン拡大縮小
SHIFT+「V」、CNTRL+「V」で鞘等比倍率の拡大縮小が出来ますが、常用しやすいようにこれらに加えて「U」KEY:鞘等比倍率の拡大、「D」KEY:鞘等比倍率の縮小、を設けました。
1-2、鞘ライン表示位置上下移動
鞘ラインの詳細を確認したい部分が他の指標ライン等と重なって見難い時があります。
このような時に鞘ライン表示位置を上下移動する機能を作りました。
SHIFT+「U(UpのU)」KEY :鞘ライン表示位置上移動
SHIFT+「D(DownのD)」KEY:鞘ライン表示位置下移動
1-3、鞘データーの固定・解除
鞘チャート画面で「@」KEYで鞘仕掛け画面を開きます。
鞘番号コラムの左側の「固定」表示又は下段の「固定」ボタンをクリックして固定の設定・解除ができます。
鞘チャート画面でAB銘柄入れ替え・仕掛け方向変更が不用意に実行されない様に鞘仕掛けデーターの固定を設定しておきますがデーターの固定の解除が実行しやすいように簡易操作機能を設けました。
1-3-1、鞘仕掛けデーター固定・固定解除
鞘チャート画面で「@」KEYで鞘仕掛け画面を表示します。
「K(固定のK)」KEYで固定解除します。
「E(ExchangeのE)」KEYでA/B銘柄の入れ替えが出来ます。
「G(逆転のG)」KEY又は「変換」KEYで仕掛け方向の変換ができます。
必要に応じて株価・株数・期日の変更を行ってください。
「K(固定のK)」KEYでデーターの固定をします。
「@」KEYで鞘仕掛け画面を消去します。
1-4,鞘番号
鞘チャート画面で「@」KEYで鞘仕掛け画面を開きます。
鞘番号コラムの右側のボタンをクリックすると「日付」「解除」「復活」と変化します。
鞘番号コラムの右側のコラムをクリックすると鞘番号入力画面が表示され、その年号の鞘番号連番の次番号が表示されます。
鞘番号連番次番号又は任意の番号を指定すると鞘番号コラムの左のコラムに年号が表示され鞘番号が指定されます。
鞘番号は「年号ー数字3桁」で表示されます。
鞘番号年号は鞘番号年号コラムをクリックして任意に変更できます。
1-4ー1,鞘番号日付表示
鞘銘柄リストは鞘銘柄リストを表示して鞘番号でSORTできます。
鞘番号の無い鞘銘柄を仕掛け日を鞘番号に指定してSORT処理ができます。
鞘取り組み候補鞘銘柄の内優先表示したい銘柄が有れば鞘チャート画面で仕掛け候補期日をクリックして仮仕掛けを表示します。
鞘仕掛け画面の銘柄設定TABを開く仮仕掛け期日が表示されています。
「日付」ボタンをクリックすると仮仕掛期日が鞘番号として採録されます。
鞘仕掛け画面の仕掛けTABを開いて「日付」ボタンをクリックすると(本)仕掛期日が鞘番号として採録されます。
1-4ー2,鞘番号日付表示簡易指定
鞘チャート画面で「@」KEYで鞘仕掛け画面を開いた時に簡易に上記が実行できるように簡易指定機能も作りました。
鞘チャート画面で「@」KEYの後に「D(日付DateのD)」KEYの数回押しで鞘番号の日付指定を行い「@」KEYで鞘チャート画面を解除します。
「D」KEYが「日付」「解除」「復活」KEYを代行します。
1-5、玉帳半舷表示
鞘チャートをメニュ「右辺」で半分幅でスクリーン右側に表示し、株式管理を2重起動して、鞘構成銘柄の株価チャートを左側に表示する機能を作りました。
売買実行中の鞘チャートを表示した時に、その売買期日・売買区分・株価・株数を確認するために、玉帳を表示し「繰越表示」画面の表示が常用されます。
この時玉帳の右半分が鞘チャートを覆い隠さない様に玉帳の半舷機能を作りました。
玉帳上段中央に「縮小」ボタンが有ります。
「縮小」ボタンをクリックすると玉帳が左半分のみの半舷表示されます。
「拡大」ボタンをクリックすると元の玉帳サイズに戻ります。
玉帳を閉じて再表示した時も元のサイズに自動復帰します。
1-6、玉帳次株数
鞘取りの時、得られた利益を原資に加えて再投資する複利運用を推奨しています。
鞘取りの決裁を行った時に、次の拡大株数を幾らにするかの目安となる株数を算出表示する機能を作りました。
鞘チャート画面の右欄のレバタラ表示の値洗い欄の利益項目の最後に「次株数A」「次株数B」が表示されます。
算出手法は銘柄A・B各々の(値洗い資金+値洗い利益)/株価です。高株価銘柄の初期段階では累積利益が単位売買額に達するのを待たねばなりませんが、低位株価銘柄や複利運用が順調に回転を始めた後には役立つ機能となります。
1-7、鞘取り構成銘柄の売買表示
鞘チャートで構成銘柄の売買表示を簡素化して保有〇・信用売り●に変更しました。
又鞘チャートでの表示と鞘銘柄リストでの表示を連動させました。
「M(銘柄のM)」KEYで表示した鞘銘柄リストの銘柄名をクリックすると「〇・●・記号無し」とトグルで変更します。
1-8、鞘A・Bチャート
鞘チャートの表示中に「F1」KEYで鞘の構成銘柄の株価チャートを「A銘柄」「B銘柄」を表示します。
Shift+「F1」KEYで「A/B銘柄合成」を表示します。
1-9、鞘取シミュレーション目隠し機能
レバタラ集計機能で鞘取シミュレーションを実行しますが、チャートを全画面表示していると未来株価・未来指標も目に入れて仕掛け決裁の判断となります。
これを仕掛け決裁までの過去株価・過去指標のみを表示する未来でーたーの目隠し機能を作りました。
鞘チャート画面のシミュレーション開始期日をクリックして仕掛け線を表示します。
「¥」KEYをクリックすると「鞘取シミュレーション目隠し機能」の説明画面が表示されます。
「はい」ボタンでシミュレーション開始期日までの鞘チャートが表示されます。
右矢印「→」KEYで鞘チャートが1足づつ表示されます。
左矢印「←」KEYで鞘チャートが1足づつ遡ります。
「¥」KEYで終了します。
チャート画面全体を1足づつ未来表示・過去遡及する時はSHIFT+「←」・「→」KEYで実行します。
2、KBR(KeyBoardReference)
株価チャート・鞘チャートで「K(KBRのK)」KEYでKBR(KeyBoardReference)が表示されます。
株式管理のKEY操作の覚えとしてのReferenceとして、又KBRのボタンを直接クリックしての操作の実行も出来ます。
KBRを制作して相当の期間が過ぎ、その後の株式管理の機能の制作や操作性の変更等が有りそれらのKBRへの反映移植が余り出来ていませんでしたが、この程株価チャート・鞘チャートでのKEY操作の操作性の為るべくの統一と実行機能の搭載を行いました。
チャート画面の表示状況によって、同じKEYにも色々な機能が付与されており、固より小さなKEYボタンに詳細な機能の表示は不可能ですが、通常用いられる主要な機能を旨にKEY配置をしています。
Ver230715「令和5年盛夏 鞘取機能御一新エディション」
DLM配信 新方式
「Down Load Machine(DLM)」のインストールファイルをプログラム配信メールに直接添付同送しました。
「DLM」(ダウンロードマシン)は、簡単・確実にインストールを実現するために自動インストールと成っています。
この為、DLMのインストールファイルは、「~.exe」形式のEXEファイルとしています。
EXEファイルに対しては、OSやセキュリティプログラムが、悪戯ファイルと勘違いして、過剰誤反応を行いDOWNLOADが出来ない場合があります。
この為、MAILに添付送付が可能なLHA形式で圧縮FILE化した「KabushikiKanri.llzh」FILEを本信に添付しました。
お手持ちの解凍ソフトで圧縮を解凍してインストール・実行を行ってください。
解凍ソフトをお持ちでない時は「LHACA」が便利です。https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/pluslhaca/ から入手できます
株式管理の鞘取り機能「鞘取MASTER(鞘取りましたー)」の再開発背景
ひと頃FXや為替や株式の鞘取りがブーム的に持てはやされ、鞘取り書籍も可成り出版されましたが、最近では下火と言うか人気が無いのか忘れ去られたようです。
CMAでも克って鞘取り機能の開発搭載を行い実運用も研究をしたのですが、当時の株式環境では、なかなか成功は困難な状況でした。
当時の状況
1、まだネット取引の時代でなく(辛うじて通信取引)取引売買手数料が高額であった
事。
鞘取りは2銘柄の往復売買なので通常の株式取引に比べてCOSTが倍かかりま
す。
信用取引の敷居もCOSTも高かったです。
2、売買に伴うデーターが多量となりそのデータ管理もシステム化は果たしたものの、
売買データーの打ち込みが手入力で負担で大であった事。
鞘取りは処理が高度なので、取引の都度の全取引データーの入手入力がないと現在
の収支状況・個々の取引きの勝敗状況が不明不要領となり兼ねません。
3、当時のパソコン能力では鞘取りの為の十分な処理能力が得られ無かった事。
4、結果として利益は出ても売買COSTに喰われて手間暇に見合うものでは無かった
事。
等から何時しか鞘取りからは遠のいた状態となっていました。
最近となり、と言ってもこの1年・半年ですが、折角過去に苦労して開発した鞘取り機能ですが今の株式環境で埋もれさせておくのは忍びない、今なら鞘取りは大変有効な武器手法となる株式環境にあると思い定める状況となりました。
因みに株式管理の鞘取機能は、過去の鞘取出版物の記載内容(甚だプリミティヴ)で判ずるに他に無い本邦唯一最上の鞘取りプログラムと自負しています。
現在の環境状況及び鞘取りの現状
1、一番大きいのは、株式取引がネット環境ネット口座となり株式取引手数料の大幅値
下げで株式COSTが激減した事です。
中でも、特定証券会社名を出してしまいますが、「SMBC日興証券」は信用取引
の売買手数料が「0」、「0」ですよ、こんな証券会社は他に有りません。
これを利用しない手は有りません。
信用取引のみならず現物取引も信用の売り買い+現引き品受けで売買手数料が
「0」となります。(売買当日の品貸料・金利が少額ですが掛かります。)
2、信用取引の証拠金等も当時に比べると大幅に少額となり鞘取り入門の垣根が下が
った事。
3、これも「SMBC日興証券」に限ったことですが、売買報告書がCSV形式でDO
WN LOADでき、克つその記載内容が資金管理に必要な自動処理に必要とされる
全データー・全要素が入手でき、克つ「株式管理」の玉帳機能で自動入力が可能な
事。
4、これも大きな要素ですがパソコンンの低額化と処理能力の大幅な向上。
5、株価データーのネット入手、又、株式管理による無料株価データ入手。
6、鞘取りは株式2銘柄の現物の保有と信用の売りと言う手法ですが、利益は2銘柄の
株価差の変動から得るもので、株価水準が上がっても下がっても取引可能。
利益に結び付きます。
7、株価の急落や乱高下の時にも売り銘柄・買い銘柄の両建てで、どちらも上がる・ど
ちらも下がるという状況となり思わぬ大幅損失となる、或いは長期に含み損の状況
に置かれるという危険性が少ないと言えます。
8、今回の鞘取りの見直し検討で分かっ来たことですが、鞘取りは思いの外に利益が大
きいということが言えます。
従来鞘取りの利益は売り・買の利益と損失の差で利益額は少ない、安全有利だが儲
けは少ないとされて来ましたが、組み合わせる銘柄を選べば単一銘柄に負けない利
益手法と言えます。
8-1、余り銘柄研究を必要としない事。
事業運営期毎の業績研究や、事業分野や、将来性や、等の四季報的検討を必要とし
ない。
調べておくのは、企業規模、株価の値動きの良さ、出来申さずの無い事、位でしょ
うか、株式管理では銘柄が自動選択できます
鞘の値動きは目視と株式管理の鞘指標グラフで確認をします。
8-2、短中期取引
単一銘柄では銘柄研究をして、値ごろを待って仕込み、長期保有や値動きを見ての
飛び乗り飛び降りや、将又DAYトレの極短時間売買ですが、鞘取りでは概して3
~40日から3か月位の波乗りSPANとなるようです。
鞘取では鞘の動きによっては1週間10日の事もあり、鞘次第と言えます。
8-3、売買の判断が易しい事、可成りに機械的に行えること。
これは株式管理の鞘チャート・鞘取り機能が有ってのことですが、CMAの選定し
た売買指標を総合的に判断すると売買の節目は分かりやすいと思われます。
8-4、複利回転商い
株式の鞘はその特徴として開いたり閉じたりします。
その開閉で鞘の山・谷が出来ますが、谷で仕掛けて次の山で決裁、直ちに反対取引
(途転売買)を仕掛けて次の谷・山で逆の取引、これを繰り返すこととなります。
単一銘柄では日々~3%位の株価変動が有りますが、2銘柄鞘ではこれが3~
5%、時としてそれ以上ともなります。
鞘の山谷では5~8~10%ともなります。
単一銘柄の長期売買に比べると薄利ですが、薄利も長期に積み上げると単位取引株
価にもよりますが半年位で1単位売買株数を拡大できるようになります。
これを繰り返すと利益が取引株数の拡大を呼ぶ複利回転商いの好循環となってきま
す。
鞘取り銘柄の選択によっては数年SPANでは思わぬ資金量の達成となることも夢
ではありません。
株式管理のレバタラ集計シミュレーション機能でこれを実感することができます。
8-5、取引の方針転換が容易
鞘の山谷での取引判断は理屈通り行くものでもありませんし、やって見たら違った
結果にとういう事も有り得ます。
単一銘柄の売買ではこういう時、自分の判断違いに棹差して(差せなくてか)塩漬
けともなりがちなのですが、鞘取りでは新しい鞘の方向に付いていくということで
反対売買・途転にも比較的抵抗が少ないと言えます。
マダマダ有るのですが、詳しくは株式管理マニュアル「鞘チャート編」として記述した
いと思います。
「株式管理」Ver230715開発項目
1、株価チャート
1-1、「左辺」表示
鞘チャートで「F1」KEYで、右に鞘チャート・左に構成銘柄株価チャートの表示ができますが、株価チャート側の細かい操作には適しません。
保有鞘チャートを表示し、鞘チャートメニューの「右辺」メニューをクリックするとスクリーン右半分に鞘チャートが表示されます。
保有鞘チャートと構成銘柄の株価チャートの表示をシンクロさせるために、保有鞘チャートを表示している時に「L」「L」KEYで鞘銘柄リストを開きます。
鞘銘柄リストの鞘番号コラムをクリックして鞘番号順にソートしておきます。
「株式管理」は重複立ち上げが可能なので「株式管理」の起動アイコンをクリックして「株式管理」を2重起動して保有銘柄株価チャートを開きます。
株価チャートの「左辺」メニューをクリックすると、スクリーン左半分に株価チャートが表示されます。
保有銘柄の株価チャートを表示し「L」「L」KEYで銘柄リストを開きます。
銘柄リストの鞘番号コラムをクリックして鞘番号順にソートしておきます。
これで、現在表示されている鞘チャートの構成銘柄の株価チャートが売銘柄・買銘柄の順次表示可能となります。
チャート表示期間はCNTL+「<」・「>」KEYで鞘チャートと株価チャートの同一に指定してください。
1-2、株価時価表示
市場立会時間及び当日株価取得前までは、株価の時価(Real Time株価)の取得能を自動立ち上げします。
株価チャート。鞘チャートとも現時点での最新株価でチャート表示されます。
1-3、株価チャート時間軸
株価チャートと鞘チャートの時間軸を同一とし、レバタラシュミレーションがし易いようにしてみました。
日足時間軸を、半年126日、1年242日、2年487日、3年733日、週足時間軸を、1年53週、2年105週、3年157週、4年262週、を設けました。
時間軸はCNTRI+「<」「>」KEYで指定できます。
2、鞘チャート
2-1、鞘銘柄選定
鞘適格銘柄の選択は「鞘適格銘柄選択」画面で東京1部(現在のプライム)・日経225TOPIX100・任意の銘柄リストから選択出来ます。
これに加えて、鞘銘柄として組み合わせてみたい銘柄を指定してその中から鞘適格銘柄の選択をする機能を補充しました。
「鞘適格銘柄選択」画面の「上場市場」コラムで「銘柄リスト」をクリックすると「銘柄区分」コラムが開きます。
この中に「刮目銘柄」を追加しました。
先に株価チャート画面でCNTRL+「F11」KEYで刮目銘柄登録を全解除しておきます。
株価チャートに鞘取り候補の銘柄を表示し「F111」KEYでその銘柄がか刮目銘柄リストに登録されます。
候補の銘柄が揃ったら、鞘適格銘柄選択で刮目銘柄を指定し、銘柄選択・銘柄組合せを行います。
2-2、「右辺」表示
鞘チャートを表示した時鞘チャートの「右辺」メニューをクリックするとスクリーン右半分に鞘チャート表示されます。
鞘チャートと構成銘柄株価チャートの表示方法は「株価チャート「左辺」表示」の項を参照ください。
2ー3、鞘チャート・構成銘柄チャート連動表示
鞘チャートを表示している時、「F1」KEYでその構成銘柄の株価チャートを交互並びに2銘柄複合で表示できます。
鞘チャートと構成銘柄の株価チャート画面では買い銘柄は青色、売り銘柄は緑色で表示されます。
鞘チャートと構成銘柄の株価チャートは時間軸が同一に表示されるので、この時スクリーン上をカーソルを左右移動すると、左右チャートの同一株価期日にカーソル線が表示され、その株価期日での両チャートの株価詳細の比較や値洗いが表示が可能です。
鞘チャートの鞘変動、鞘の山谷に対応した株価チャートの位置株価表示の確認等にも利用できます。
鞘チャート・構成銘柄チャートの表示は少し間隔を開けて表示されます。
売買期日・株価・株数等の確認の為に、「F3」KEYで玉帳画面を同時表示をする場合が多いですが、この間隔位置に一部表示しておくと1クリックで再表示が可能です。
2-4、鞘仕掛画面
鞘チャート画面で「@」KEYで鞘仕掛画面が開きます。
2回目の「@」KEYで表示が閉じられます。
2-4-1、鞘仕掛画面 マイナス株価
鞘チャート並びに鞘仕掛画面では買い銘柄は青色、売り銘柄は緑色で表示されます。
買い銘柄の買株価は正数で、売り銘柄の売り株価も正数で表示されます。
鞘取は2銘柄の売りと買いで利益を得る手法ですが、時として両銘柄ともに同一方向に株価変動する場合が有ります。
この時両銘柄を売りと買いで無く、両銘柄とも仕掛け方向に同じ買や売りと仕掛けると両銘柄ともの利益合計が得られます。
鞘チャート画面右側の値洗い表示の利益・損失表示の下の平行利益・平行損失で表示されます。
これを実取引データーとして記録するために鞘仕掛画面のマイナス株価表示機能を設けました。
買い銘柄を売った時は、買い銘柄指定のまま買株価コラムにマイナス表示で株価を記入します。
売り銘柄を買った時は、売り銘柄指定のまま売株価コラムにマイナス表示で株価を記入します。
3、鞘レバタラ記録画面
鞘チャートで「F2」KEYで鞘レバタラ記録画面が開きます。
「F2」KEY1回でレバタラ採録の記録画面となります。
「F2」KEY2回で過去のレバタラ採録データーが表示されます。
過去のデーターが無い時は鞘レバタラ記録画面が閉じます。
「F2」KEY3回でレバタラデーターを記録して終了します。
3-1、鞘レバタラ記録画面の選択
「鞘レバタラ記録画面」には「B」「D」「G」「W」「□」の4画面が有り、「F4」KEYで選択できます。
「単利年率」コラムの日d理のボタンでも選択表示できます。
「B」hさ実売買の記録保存用、「D」は日足データー、「G」はGENERALデーー、「W」は週足データー、「□」は任意データーの採録を想定していますが、「B」以外は用途は任意です。
3-2、レバタラ手法の覚え
「鞘レバタラ記録画面」上覧に表示ファイルの表示コラムがあります。
このコラムをクリックすると「レバタラ手法の覚え」入力画面が表示されます。
各画面のレバタラ採録をどういう手法で行ったの覚えを記入しておきます。
例えば「日足 1年 MACD反転」や「日足 2年 パラボリ交差」等です。
注:パラボリックは、SHIFT+「@」KEYで表示できます。
「表示ファイル表示」コラムの右側の「示」ボタンをクリックするとこの「手法の覚え」が表示されます。
3-3、レバタラ採録
「鞘レバタラ記録画面」を表示して鞘チャート画面の任意の仕掛け位置をクリックします。
次にその決裁位置をクリックすると「鞘レバタラ記録画面」にその仕掛決裁が表示されす。
仕掛決裁は時系列順に表示されます。
記録データーの消去は該当行をクリックして「DEL」KEYで実行できます。
3-4、レバタラ記録の保存
レバタラデーターが不用意に焼失しない様に、レバタラ記録の採録が終わったら「F2」KEYを3回押して記録を固定・再表示することをお勧めします。
3-5、レバタラ記録の複利演算
レバタラ記録の採録は、売買株数を一定(同一株数反復)として採録演算され、表示最終行に年換算損益率が倍数表示されます。
ここで「F3」KEY(SIM累積)を押すと、「累積算出」「株数可変」コラムにチェックが入り、売買原資に順次獲得利益を加えた投資額による株数算出がされて次の売買記録が行われます。
つまり、利益拡大による複利運用となります。
複利運用は最初は効果は少ないですが、長期間でのシュミレーションでは驚くほどの資金拡大効果となります。
毎回の取引の個々の利益をその都度費消せずに拡大投資に励むことが成功の秘訣です。
レバタラ算出日と単利年率と複利年率は、「L」「L」KEYで表示される鞘銘柄リストに転記されます。
該当コラム名をクリックするとSORTされるので、鞘銘柄選択にご利用ください。
3-6、レバタラ資金不足
資金の拡大よりも株価上昇が大きく同一株数での売買が不能の時は資金利用に応じた株数に削減されます。
単位株数でも資金不足の時に「○○銘柄の資金が足りません」と表示されます。
この時は余裕資金から補うものとして「資金不足」の表示に留めています。
何事も余裕資金は大事ですね。
4、玉帳
4-1、売買データー自動記入
「SMBC日興証券」の取引記録がCSVファイルで取得できます。
取得方法は「SMBC日興証券」ホームページから実行できます。
株式管理の玉帳では、任意の期日から取引記録のCSVファイルw取得して、任意の期日から自動読み取りができます。
自動読み取りを行うと、株式取引の全ての売買・品渡し・品受け・資金移動・配当等の全てのデーターが完全採録され1円単位での精度での玉記帳が可能です。
唯一の例外は株式の増資・分割は手入力対応が必要ですが、保有銘柄での発生は僅少でしょう。
4-2、鞘仕掛データーの自動採録
取引記録がCSVファイルの玉帳読込を行うと、保有鞘銘柄の鞘仕掛データー、構成銘柄の仕掛けデーターも自動採録されます。
4-3、特定口座対応
証券口座には、同一口座の中に一般口座と特定口座があり、売買データーは区別記帳が自処理で実行可能です。
特定口座取引は玉帳の該当行の「相対行」コラムに「特」と表示されます。
玉帳の繰越表示の時に未決済取引の値洗いの表示では、一般口座・特定口座別に詳細表示されます。
使用例としては、例えば一般取引・鞘取引は一般口座で行い、今流行の株主優待は特定口座で行うという手法が考えられます。
或いは、鞘取りと長期保有個別株式の別に使用可能です。
4-4、玉帳値洗い
玉帳の繰越表示の時に、値洗いの現在株価を市場立会時間及び当日株価取得前はRealTime時価で産す津表示します。
4-5、任意期日月次決算表示
月次決算は当月は半日ベース、その他の月は月末期日で表示されます。
過去の任意期日での当日決算を表示するには、表示する期日を期末期日コラムに指定し「F5月次決算」をクリックします。
4-6、税務申告
機能を高め1円単位での税務資料の作成が可能となりました。
申告期間の開始期日・終了期日を指定します。
一般口座・特定口座別にデーター作成・税務資料作成が可能です。
「税務申告」ボタンで税務データーを作成します。
作成データーは「印刷」ボタンでA4用紙に印刷ができます。
確定申告の税務申告の提出資料は、「提出資料」ボタンで作成します。
提出資料は記載が多量となるので。税務申告に必要な項目のみをA4用紙に縦書き50行で印刷します。
株主優待取引では、配当受領と配当調整支払いが発生します。
「配当調整抽出」ボタンで配当関係のデーターが作成されます。
印刷も可能です。
配当は通常20%+復興税率が源泉徴収が天引きされます。
個人差は有りますが、所得税の実効税率が配当課税よりも少ない場合は配当所得を分離課税から総合課税に変更すると還付を受けられる場合が有ります。
国税庁のE-Taxソフトで分離課税・総合課税のシュミレーション比較が出来るので来年の確定申告に備えられては如何でしょうか。
VER230214「令和5年St.Valentineエディション」
10年振りの寒冷、無事のお過ごしのことでしょうか?
日銀総裁の人事も内定し、100人居れば101の論理が在るとされる経済学者の選任も、かっての白川路線への回帰が無いだけでも良しとしましょうか。
参議院では選挙民を小馬鹿にした輩の罷免が詮議されるのは良きことですが、NHKスクランブル化への道は遠のいたと言えるでしょう。
トルコの大震災には地震国日本としても救助援助に惜しみなくを尽くしたいですが、独裁内乱の隣国シリアも同じ被災国、国民を大事にしない国への援助は難しい問題です。
国民の餓死を尻目にミサイル・原爆に血道をあげる北朝鮮も人道だけで援助の対象とできるのか???
自分の人気取りのために太陽光パネルの設置を義務付ける都知事も困ったもの。
何か分からんエゴか中国配慮かリニア新幹線に盾突く静岡の県知事、国家国民のプロジェクトに棹刺されて良いのか?
民主集中制とか全く民主的でない党内理論で除名するある共産政党、世が世なら除名でなくリンチか粛清だったかも。
憲法を守るがスローガンの護憲派が憲法の理念を逸脱する、困ったものです。
建国記念日にあたり、などと考えてしまう今の日本ですが、国の礎・建国の本義を考える日も大事ですね。
Yahooファイナンスの重ねてのトラブルで日を逸してしまい、建国記念エディションをバレンタインエディションに衣替えしての新VER公開となりました。
VER230214開発項目
1、株価チャート
1-1、所有登録
所有銘柄の登録方法は、F1売買画面からと、チャートメニューからとありますが、簡易にできる方法を追加しました。
株価チャート画面で、「S」KEY(所有のS)で、現物保有・信用買・信用売り・待機・元保有・全解除がトグルで指定できます。
登録銘柄は「現物保有・信用買・信用売り・待機」の順にSORTされて表示されます。
「待機」は日経平均やその他の指標チャートや現在追い掛けている銘柄等優先表示したい銘柄を指定します。
1-2、刮目銘柄
所有登録した銘柄の中でも今日・明日が売り時・買い時と直ちに第一番に見たい銘柄があれば、「F11」KEYで刮目銘柄に指定します。(刮目=目をむいて見張る)
刮目銘柄は所有銘柄の中で他に優先して表示されます。
1-3、日経銘柄・TOPIX銘柄
日経銘柄・TOPIX銘柄の登録・解除機能を作成しました。
株価チャートのメニューのSHIFT+「F2」で「銘柄区分」画面を開きます。
「銘柄区分」画面のグリッドの右端に「日経銘柄」・「TOPIX銘柄」のコラムを設けました。
該当の銘柄のコラムをクリックすると「日経銘柄」・「TOPIX銘柄」への登録・解除ができます。
東証の銘柄区分再編成後の最新の「日経銘柄」・「TOPIX銘柄」が不明なので、未だ「日経銘柄」・「TOPIX銘柄」への登録は少し以前のものです。
最新の「日経銘柄」・「TOPIX銘柄」の掲載サイト・URLをご存じの方はご連絡ください。
1-4、増資・株式分割対応
YAHOOファイナンスの日々の株価データーには、増資・株式分割データーが含まれていません。
この為、増資・株式分割があった時には、株価チャート・鞘チャートの該当日に垂直に大きな断層が表示されます。
このような断層を発見した時は、「株価取得」画面の「株式分割読込」メニューを表示してください。
区分コラムの「株式分割」他を指定してサイト表示ボタンをクリックすると該当データーが表示されます。
しかしこれらのデーターは最新データーを含んでいず半年遅れ位の表示となっています。
ここで、その下段の対象銘柄と増資・株式分割期日を指定し「YAHOOファイナンス増資データー検索取得」ボタンをクリックすると、その銘柄の増資・株式分割データーを取得し、日足・週足・月足株価データーに増資・株式分割データーを登録保存します。
YAHOOファイナンスのサーバーに負荷を掛けないように、銘柄指定は単一銘柄として1銘柄ずつ、取得期間も最大20日を超えないように指定して運用してください。
尚、増資・株式分割は日々の個々の銘柄のチャートの目視で見つけることとなるので、見つけた方はCMALABにその旨ご連絡をください。
当方にて株価蓄積データーにその増資・株式分割データーを収録して各ユーザーに配信をいたします。
1-4ー1、増資・株式分割表示
増資・株式分割表示の表示(正確にはチャート表示の平滑化)は、株価チャートでは「T(レバタラのT)」KEYでレバタラ表示を解除した状態で、「無変換」KEYで実行できます。
増資・株式分割発生期日には株価チャート上に「▽」マークが表示されます。
鞘チャートではそのまま「無変換」KEYで実行できます。
2、鞘銘柄選定
鞘適格銘柄選定機能の中に対象銘柄リストの中に刮目銘柄リストを追加しました。
どの銘柄リストにも拘束されずに任意の鞘取りに適したと思われる銘柄を「F11」KEYで刮目銘柄に指定します。
鞘適格銘柄選定時に、「鞘銘柄選択」画面の「上場市場」コラムの「銘柄リスト」を選択すると「銘柄区分」コラムが表示されるので、その中の「刮目銘柄」を選択します。
3、鞘チャート
可なりの昔に鞘チャートを作成し、その後株価チャートの改修を重ねてきました。
この為、鞘チャートと株価チャートの操作性に少しく乖離が発生しています。
成るべく鞘チャートの操作性を株価チャートの操作性に合わせるよう改修しました。
3-1、鞘銘柄リスト「F4」~「F10」
3-1-1、銘柄リスト呼び出し
「F(ファイルのF)」+「F4」~「F10」KEYで夫々の銘柄リストを呼び出します。
操作は2つのKEYの連続押しです。
同時押しのSHIFT+「F4」~「F10」KEYも可能です。
3-1-2、鞘銘柄移動
単発の「F4」~「F10」KEYは夫々の鞘銘柄リストへの鞘銘柄の移動です。
元の鞘銘柄リストからは削除されます。
3-1-3、鞘銘柄登録
「L(リストのL)」+「F4」~「F10」KEYで夫々の銘柄リストへ登録します。
元の鞘銘柄リストにはそのまま存続します。
謂わば2重登録です。
重複登録は、その鞘銘柄の鞘チャートを表示し時にその旨表示されます。
3-1-4、鞘銘柄削除
「DEL」KEYでその鞘銘柄リストから当該鞘銘柄が削除されます。
3-2、銘柄入れ替え
鞘銘柄の銘柄A・銘柄Bの入れ替えを「E(EXCHANGEのE)」KEYで実行できます。
3-3、仕掛け方向入れ替え
鞘銘柄の鞘の仕掛け方向を「G(逆転のG)」KEY・変換KEY・無変換KEYで実行できます。
3-4、シェブロン
シェブロンとはサージャントサンダースの階級章、シトロエンのエンブレムとも言えます。
フランス語のACCENT CIRCONFLEXEという説明方法もありますね。
鞘仕掛けの100%300%方向線をシェブロンと名付けています。
3-4ー1、シェブロンの表示・非表示
このシェブロンの表示・非表示を「^へ」KEYで実行できます。
3-4ー2、シェブロンの太線・細線
Shift+「^へ」KEYで鞘仕掛けの方向線及び仕掛線・決裁線の太線・細線の指定ができます。
3-4ー2、シェブロンの色指定
Cntrlt+「^へ」KEYで鞘仕掛けの方向線の色指定ができます。
3-5、レバタラ線の一時表示・停止
レバタラ線の表示・一時表示停止が「PgUp」KEYでできます。
鞘表示線とレバタラ線等は重複して鞘表示が確認し難い時に利用してください。
鞘チャート画面をクリックして新たな任意レバタラを表示した時も表示停止が解除されます。
VER230101「令和5年新春寿エディション」
皆さま、新年明けましておめでとうございます。
色々不幸多難な2022年も明け、今年はどのような年となるのでしょうか?
コロナは終息しますか?、ウクライナは終戦となりますか?、どちらも予断を許さない春です。
物価も上がるし、冬寒く、夏熱く、良い事なしの日本、でも国防だけはしっかりとなりそうなのが救いです。
このような中にあっても経済は動きます。
株価は上がるのか下がるのか予測もつきませんが、一つ必ず言えることは常に上がったり下がったりするということです。
株式管理の勧める薄利多売回転商いが此処に活路があります。
去年はその為の技法を少しく開発搭載しました。
今年こそ、これらの機能を活かして成果を得たいものです。
皆さま共に研鑽致しましょう。
CMA]「株式管理」VER230101「令和5年新春寿エディション」で搭載の新機能
1、一番大きくは、
VER221208「令和4年心機一転エディション」の配信メールでご説明の通り株式管理の配信方式の変更を致しました。
併せて、今回ユーザーの登録資格確認方式も改良いたしました。
この為、VER230101「令和5年新春寿エディション」を必須更新でインストールしてください。
2、ユーザー登録
「株式管理」プログラムのインストール時に新規インストール・更新継続インストールとも「株式管理」の立ち上げ表紙画面に表示されるユーザー登録コラムに「ユザー氏名」「登録メールアドレス」を正確に記入してください。
更新インストール・継続登録の時は「ユザー氏名」「登録メールアドレス」は自動記入されます。
ユーザー登録は「株式管理」プログラムのインストール時にのみ、又インストールの度毎に必要です。
インストール後の日々の運用にはユーザー登録コラムは表示されません。
VER230101より以前のVERではユーザー登録はできません。
3、CMA通信
CMA通信機能の拡充を行ったので、これからは随時重要事項のみならず株式管理の使用上のヒントや価値ある情報もCMA通信でお伝えして行きたいと思います。
CMA通信は次の配信があると差し変わって前信は残らないので、役立つと思われる事項があればメモに残しておいてください。
4、要望質問発信ボタン
これに合わせてユーザーとの双方向でのコミュニケーションがし易いように要望質問発信ボタンを設けました。
ご質問ご要望の発信フォームが表示されるのでご利用ください。