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最新記述:2017-02-20 (月) 00:00:00
増資割戻し株価表示
株式増資があると、株価チャートは増資日で理論株価だけ変動します。
移動平均線も増資率で修正精表示されます。
増資割戻しチャート
これでは、連続的な株価の動きが分からないので、増資割戻しグラフを搭載しています。
増資割戻しグラフの表示は、Key Boardの「変換」Keyを押してください。(文字通り株価の変換です)
チャートはこのように連続的なグラフとなります。
実際には、増資日前の株価を増資率で割って、ずっと以前に増資があったような表示に変更をしています。
チャート画面バーに「分割割戻チャート」と表示されます。
チャート画面の株式分割期日に「▽」が表示されます。
増資率の表示
さて、この時に株価詳細表示をしてみると、増資日の増資率が1と表示されています。
チャートの分割割戻し表示により株価の平滑化が行われて、増資日の増資率は1(増資が無かった)ということと等価になっています。
「F7増資割戻」メニュー
メニュー「F7増資割戻」をクリックします。
「F7増資割戻」をクリックすると、増資割戻しが解除されて、直接増資率が表示されます。
増資率の表示はやや特殊なので、ここで、増資率の説明をしておきましょう。
上記の例では、100%増資がされています。
増資株価換算の精度を上げる為に、小数点1位までの数字を表示しているので4桁の1000となっています。
100パーセントとは、1000パーミルなので、増資率をパーミル表示していると考えても構いません。
さて、100%増資とは、株数が100%増える、詰まり2倍になるということです。
パーミル表示では、1000のものが、1000+1000の2000になるということです。
これを割り算すると1000/(1000+1000)=0.5となります。
通常のデーターとして表示される増資率は、この0.5と表示されています。
これは、1000の物が2000になったので価値が1/2となったと考えると良いでしょう。
この換算を一般式で示しておきます。
少数表示増資率=1000/(パーミル表示増資率+1000)
ということです。