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最新記述:2017-02-20 (月) 00:00:00
日経平均自動等比チャート表示
「株式管理」のチャート表示
「株式管理」のチャート表示は、銘柄に関わらず値動きを比較できる等比チャート(株価対数処理チャート)を基準チャートにしています。
等差チャート
世の中の一般的なチャートは、チャート表示期間の株価の最高値・最安値で、チャート表示株価(上下)幅を比例配分して表示するチャートが主流となっています。
「株式管理」ではこれを「等差チャート」と名付けていますが、チャート画面いっぱいにチャート表示され美しいですが、実際には株価変動は極小か僅かの場合もあり、株価変動を正確には表していません。
等差チャートの例
次図は、日経平均の等差チャートです。
画面一杯に大きな値動きで日経平均が活発に値動きしているように見られます。
図-1
「等比チャート」
株価を対数処理したチャートを「株式管理」では「等比チャート」と名付けていますが、全銘柄・全株価帯で株価変動率が同一に表示され株式の値動きが正しく表示・比較できます。
等比チャートの例
次図は、同じ期間の日経平均の等比チャートです。
大きく動いていると思われた値動きも、実際には極大人しい物である事が分かります。
尚、この図は銘柄間の比較の為、等比倍率が一定の等比固定チャートです。
標準固定等比倍率は、25としています。
この場合、チャート表示画面に株価比で約2倍の株価帯が表示可能です。
図ー2
等比固定倍率の変更
等比固定倍率は、Shift+「B」Key(倍率のB)で変更できます。
等比固定チャート・等比自動チャート(等比倍率を自動設定してチャート画面上下幅一杯に表示するチャート)の切り替えは「B」Key(倍率のB)で行えます。
「株式管理」のチャート標準表示
各銘柄の値動きを一覧で比較できるよう、「株式管理」のチャート標準表示は等比チャート表示とするようにお勧めしています。
等比チャート表示は、表示技術的に難しく、市販のソフトでは余り一般的でありません。
書籍や、チャート集等の出版物も物理的制約から等差チャートと成っている事が影響しているかもしれません。
上図の等差チャート・等比チャートを見比べると、販売・営業的見地からも値動きの平板な銘柄がそのまま平板に表示される等比チャートではソフトの売れ行きも心配されますね。
「株式管理」も、新規インストール時の標準チャートは已む無く等差チャートとしています。
等比チャートを未だ見慣れないユーザー、等比チャートの利点メリットをまだ知らないユーザーに突然等比チャートで見て貰っても、「株式管理」は使い物に成らないと誤解をされてしまいかねません。
「株式管理」のユーザー各位も、「株式管理」の使用に慣れてきたら、標準表示の等比チャートに表示指定を切り替えて使ってみてください。
等比チャートの利点が良く分かります。
等比チャート・等差チャートの表示切替
等比チャート・等差チャートの表示切替は、チャート画面でメニューの「F9等差」を選ぶか、Shift+「F9」Key を押します。
銘柄の等比チャートを見比べて、図ー1の等差チャートの様であれば値動きが大きい(妙味が有る)、図ー2のチャートの様であれば値動きが小さい(余り売買体対象にならない)と読み取れます。
「株式管理」では、
「株式管理」では、「立上画面」からチャートを開くと、保有銘柄が先ず表示されます。
毎日の株式投資活動として、夕方に当日株価データをダウンロードインストールしたら、先ず、手持ちの保有銘柄の株価をチャートで確認出来るようにしています。
保有銘柄として、「現物の買い銘柄」・「信用の買い銘柄」・「信用の売り銘柄」が指定でき、呼び出されます。
この他にも、現在追いかけている特定の銘柄があれば、保有銘柄に登録をしておくと毎日の値動きを追いかけるのに便利です。
「1001日経平均」の表示
この意味で「1001日経平均」を登録しておくと、チャート表示の最初に日経平均が表示され、全体的な株式状況を知るのに便利です。
ところで、チャートの標準表示を等比チャートに設定していると日経平均の値動きはここの銘柄に比べるとそれ程大きくは無いので、チャートは図ー2の様に表示されてしまいます。
毎回、等差チャートに切り替え表示するのも大変なので、等比固定チャート設定の時には、日経平均のチャートを等比自動チャート(等比チャートで画面上下幅一杯に表示)表示する機能を作りました。
言い換えると、全ての銘柄は、指定した固定倍率で等比チャート表示され、日経平均のみ等比固定チャートで表示されます。
等比固定チャートの等比倍率を変更
等比固定チャートの等比倍率を変更・再設定するにはShift+「B」Key(倍率のB)で変更して下さい。