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最新記述:2020-10-15 (木) 14:50:00
電卓
電卓機能
株式取引に必要な、極簡単、プリミティブな機能のみですが四則計算とメモリー機能を搭載してます。
市販電卓と同じでは詰まらないので、一応「株式管理」式の工夫は施してあります。
電卓の使い方
基本的には、 A 四則演算(+、-、×、÷) B = C です。
序数・被序数と言う言い方はありますが、「A」「B」に対応する一般用語を知らないので、「被数(計算を被る数)」・「動数(計算を動する数)」という表示にしました。
「A」・「B」・「四則演算」の内、先に打ち込んだ2つに対して、最後に打ち込んだ1つが答えを決定します。
「=」はありません。
被数を打ち込みます

四則演算を要求してきます。
四則演算を打ち込みます。

動数を先でも構いません。
動数を打ち込みます。

ここでは、例として
「5+3=8」を表示しています。
「四則演算(-)」を打ち込んでみます。

先に打ち込んだ「5」と「3」に対して
「5-3=2」が計算されます。
「四則演算(÷)」を打ち込んでみます。

先に打ち込んだ「5」と「3」に対して
「5÷3=1.66666。。。。」が計算されます。
次は連続計算です。

先の答え、「1.66666。。。。」に対して次の計算を行います。
答えの横の「被」ボタンを押します。
答えが「被数」欄に転記されます。
ここで「四則演算(×)」を打ち込んでみます。

「被数1.66666。。。。×3」が計算されます。
残念ながら、端数処理で、元の「5」には戻りません。
この辺りがインド式算数と異なるPCの悲しいところです。
次にメモリーを使ってみましょう。

メモリーへの記録は、「メモリープラス」「メモリーマイナス」と一般の電卓と同じです。
メモリーからの呼び出し

「株式管理」電卓の偉い所は、メモリーからの呼び出しが、「被数」・「動数」どちらにでも可能なことです。
ここでは、メモリーの横の「動」ボタンを押してみます。
メモリー内容が、「動数」に転記され、先に入力されている「被数」と「四則演算(×)」で、「1.6666。。。。×4.9999。。。。=8.33333。。。。」が計算されます。
電卓の掲載画面
電卓の掲載は、株価目標や理論株価等の計算要素の多い「売買画面」と「玉帳」画面に設けています。
売買画面

玉帳画面

電卓ーその2?
VER070707-2で公開しました電卓機能ですが、どうももう少し使いにくいですね。
電卓を改良しました。
被数コラム、動数コラムの「0」表示を無くしました。
スッキリスリムにもしてみました。
被数コラム、動数コラムのクリアーボタンを新設しました。
「CL」ボタンを改良しました。
Ver-2では、「CL」ボタンは、ALL CLEAR としていたのですが、どうも使いにくいので、被数コラム、動数コラムの一括クリアー機能とし、「四則演算」は、同一四則での繰り返し計算を考慮し、解除せずに継続有効としました。
2数平均ボタン「Av」Keyを新設しました。
被数と動数の合計の1/2(=平均)を算出します。
どうして作ったの
株式波動で、「半返し」という考え方がありますね。
ある所で山を打って下落した場合、次の谷からは前の山のまでの1/2は株価を戻す可能性が高いという理論です。
「株式管理」では、最近「逆張り順張り」の研究をしています。
下降を追っかけて、反転したら仕掛けると言う考え方です。
この場合の仕掛けに対する目標株価をどうするか、幾つか候補が売買画面で算出表示出来ますが、「半返し」も目標候補に加えてみました。
VER070707-2の電卓では、この計算に7ステップ必要です。(数えてみて下さい)。
「Av」Keyでは、3ステップで算出できます。
チャート画面に電卓を搭載しました。
電卓は、「売買画面」と「玉帳画面」に搭載しましたが、半返しの計算の便宜の為に「チャート画面」のメニューの中にも搭載しました。