FrontPage>マニュアル新版>チャート編>Here 最新記述編 導入基礎編 チャート編 玉帳編 実践活用編
最新記述:2017-02-20 (月) 00:00:00
TK法
最近、良く投資顧問業者からDMが来ます。
TK法という手法での銘柄推薦を行っています。
そんなに能書きどおりなのか、表示機能を作ってみました。
TK法
本当は漢字ですが、独自商標のようなので伏字にします。
T・KにAIやOUを補うと、ユーザーのお宅にも来ているDMかもしれません。
「浪速の事は夢のまた夢」のあのお方です
具体的な手法としては、日足の過去9日間の最大株価を終値で超え、且つ、日足の過去9日間の出来高平均の2倍以上の出来高の時、買い仕掛けを行うと言うものです。
TK法の呼び出し
チャート画面で、「K」Keyで「Key Board Reference」画面を呼び出します。
左上の「TK法」をクリックします。
尚、「Key Board」の「Key」の数には限りがあるので、使用頻度の少ない機能は、「Key Board Reference」画面のボタンとして配置しています。(04/04/22)
直接Key操作が出来ないのは不便なので、売買線を表示の「~へ」Keyを利用して、トグルで「売買線」→「売買線+TK法」→「TK法」→「解除」と切り替えるように改修しました。(08/08/26)
チャート上に、上記概要の株価がその買値をヒットした時に、縦に期日線を赤色点線で表示します。
TK法の表示例
最近の「1518三井松島産業」です。
縦の赤点線がTK法の買い期日線です。
上昇傾向初期には上手く捕えているようです。
しかし、上昇頂上期の高値掴みや、空振りもあります。
下段の指標ラインで黄色い売りサインの出ている中を買い上がっていくのですから勇気のいることでもあります。
同時に表示している5日CMA85%法の青色折線グラフやセーフティーゾーンラインを併用して、高値仕掛け時はストップ機能で、早めに手仕舞いして、「取れるところは取る・取れないところは小損で」行くのが良いようです。
同じく少し古いですが「5401新日本製鉄」の例です。
下降期の「1518三井松島産業」です。
騙しもありますが、下降期はサインが余り発生していません。
上記のストップ機能で小損で乗り切って、下降期最終からの上昇転換時を上手く捕えています。
同じく「5401新日本製鉄」の例です。
講評
簡単な公式の手法の割には良く出来ていると思われます。
DMでは、この上に更に2~3の手法を加えて(この部分がKnow Howでしょう)、安全性を高めているとしています。
どの様な、秘法か分かりませんが、これ位のプログラムで投資顧問商売ができるなら、いい商売です。
最近作ったどの機能でも同じですが、ストップ機能を上手く活用し組み合わせて、騙しチャブつきを上手く小損で乗り切れれば有用な手法かと思われます。