FrontPageマニュアル新版 > チャート編 > Here   最新記述編 導入基礎編 玉帳編 実践活用編

最新記述:2017-02-20 (月) 00:00:00

任意線(フリーライン)線描 (2013/11/03改訂)(2010/09/17追記)

任意線機能は、チャート画面に、抵抗線や支持線といった任意の直線を引きます(描画)。

任意線機能の改修

今までの任意線機能が余り使い良くなかったので、Ver131103で全面的に作り直してみました。

ユーザーの引いた任意線は「FreeLine.dat」 ファイルの中に保存されていますが、過去の任意線データーは、「株式管理」Ver131103の更新インストール時に、 「RegFreeLine.dat」 ファイルが新規作成され、転記継承されます。

任意線機能の起動

キーボードの「れ」Key(KeyTopの上段が「+」のKey)で、任意線の「表示と描画」・「非表示」をトグルで指定できます。

s_FreeLine-0.jpg


「れ」Key の特段の根拠は有りません。

アルファベットKEYの可也が、それ以前の開発機能のゴロ合わせで使用されており、略満杯の為、已む無く空いたKEYを指定しています。

Freeをローマ字読みして「FRE(れ)Eライン」の「れ」とでも記憶してください。(発音が悪い)

別項目を立てて説明していますが、フリーライン切片機能を新規搭載したので、「れ」Key によるフリーラインのトグルでの指定は、

フリーライン表示無し
フリーライン表示・描画(任意線表示)
フリーライン表示+フリーライン切片機能(任意線・目標株価接線表示)
フリーライン表示無し(任意線非表示)

のトグルとなっています。

又( )内の表示がチャート画面左上に表示されます。

任意線表示の時は、線種(色・太さ)も表示されます。

任意線の描画

「れ」Keyで、任意線表示を指定して、

  • チャート画面上で任意線の起点となる一点で、クリックします。
  • そのまま、クリックを押さえたまま希望の位置までドラッグします。
  • 希望の終点で、クリックを離します。
  • この時、任意線の両端の株価をチャート画面に表示します。
  • 任意線は、銘柄毎に50本記憶出来ます。
  • 50本以上の線を引いた時は、古い任意線から削除して、新しい方から50本の任意線を記憶します。


FreeLine-1.jpg


任意線の色指定・太さ指定

任意線は、最初に「株式管理」を立ち上げた時は、標準設定の黒色細線が指定されています。

Shift+「れ」Keyで、任意線色を10色トグルで切り替え指定できます。

Cntrl+「れ」Keyで、任意線の太さを「細線(1ピクセル)」・「並線(2ピクセル)」・「太線(3ピクセル)」・「極太線(4ピクセル)」及び「線種固定」にトグルで指定できます。(2013/11/03訂)

新規の任意線は、この指定された色と太さで描かれます。

既存の任意線の線種(色と太さ)変更の場合の指定ともなります。

線種は、チャート画面の左上に表示されます。

太さはピクセル数で表示されます。(2013/11/03訂)

任意線の指定色・太さは、保持されるので他画面・他銘柄でも同じ線種の任意線が引けます。

線種固定

「線種固定」は、既存の任意線の移動・位置直しの時に、線種(色と太さ)を維持・変更しない時に選んでください。

「線種固定」の時は、新規の任意線は黒色細線で引かれます。

任意線の直接色指定(2013/11/03訂)

Shift+「れ」Keyで、順次色を変更するのは大儀なので、Shift+「色指定」Keyで直接色指定する機能を新設しました。

直接色指定Key


色指定KEY覚え方
Shift+「A」Keyブルー青色のあ(A)
Shift+「B」Key黒  Blackの(B)
Shift+「G」Key緑色 Greenの(G)
Shift+「K」Key栗色 栗の(K)
Shift+「L」Key濃緑色Limeの(L)
Shift+「N」Key濃紺色Navyの(N)
Shift+「O」Key黄緑色Oliveの(O)
Shift+「P」Keyピンク色Pinkの(P)
Shift+「R」Key赤色Redの(R)
Shift+「S」Key空色Skyの(S)
Shift+「T」Keyティール色Tealの(T)

任意線の再表示

任意線の表示確認は、

  • 一旦別銘柄を表示してから再表示する。(「↑」Key、「↓」Key)
  • 一旦別足を表示してから再表示する。(「→」Key、「←」Key)
  • 一旦ロソク足を非表示にしてから再表示する。(「R」Key、「R」Key)

任意線を再表示すると、両端と中央に小さな(半径2ピクセル)の小丸と線番号が表示されます。

FreeLine-2.jpg


任意線の記憶

  • 任意線の記録は、両端の位置座標を、X座標をチャートの日付、Y座標を株価に変換して記憶します。
  • 任意線の両端のX座標は、株価期日の位置(ローソク足中央、ヒゲの位置)に表示されます。
  • 日足チャートでは、日足期日で記憶されます。
  • 週足チャートでは、週足期日で記憶されます。
  • 月足チャートでは、月足期日で記憶されます。
  • 任意線データーは、新しい任意線が引かれる度毎に記憶されます。

任意線データーは各足共通なので、位置指定は日足で行ったほうが詳細に設定できます。

月足・週足チャートの任意線の場合や任意線の期間のSPANが広い時は、月足・週足で大まかな位置決めをして、チャートの「渡り」機能で、任意線の両端を日足チャート表示して位置決めをして下さい。

「渡り」機能
「W(渡りのW)」Keyで「渡り」機能を起動し、特定の株価日付にカーソルを設定して、
チャートの足を変更すると変更した足チャートの中央にその株価日付を表示する機能。
FreeLine-2.jpg


任意線番号

任意線は、作成の度に順番に任意線番号が連番で振られます。

任意線番号は、新しい任意線が描かれる度に更新繰上げされます。

任意線番号の表示・非表示

Shift+Cntrl+「れ」Keyで任意線番号(線番)の表示・非表示がトグルで指定できます。

チャート印刷では、任意線番号(線番)は表示されません。

任意線の表示

新しいチャート画面が表示された時、「れ」Keyで、任意線が指定されていた時は、任意線が表示されます。
任意線は、

  • 銘柄毎に記憶された50本までの表示が可能です。
  • 任意線の起点に任意線番号が表示されます
  • 任意線の両端・中央に小丸(半径2ピクセル)が表示されます。
  • 等比チャート・等差チャートで共有表示されます。
  • 日足・週足・月足で共有表示されます。
  • 週足では、日付座標は金曜日に変換されて表示されます。
  • 月足では、日付座標は月末市場立会日に変換されて表示されます。

任意線の色指定・太さ指定の変更(2013/11/03訂)

既存の任意線の線種を変更するには、Shift+「れ」Keyで色、Cntrl+「れ」Keyで太さ、を指定してから、任意線の両端又は中央の小さな(半径2ピクセル)の小丸をクリックして少し揺すってから元の位置でクリックを離します。

正確には、少し任意線位置を移動することにより、指定の色や太さに変更した後、元の位置に戻すと言うことです。

小丸に触れただけでは、色・太さは変更されません。

任意線の位置修正・移動

  • 既存の任意線の端の小さな(半径2ピクセル)の小丸を目標に、クリックすると、任意線の両端と中央に赤小丸が表示されます。
  • そのま先端の赤小丸をクリックを押したままドラッグすると、他の先端を固定して任意線の移動が出来ます。
  • 希望の移動先でクリックを放します。
  • 任意線は、株価期日と株価で記憶されるので、任意線の微調整はこの赤丸を横方向でなく縦(株価)方向に移動修正すると微調整が上手く出来ます。
  • 任意線を移動すると、現在チャート画面に指定されている線種(色・太さ)に変更されます。

線種を変更しない時は、Cntrl+「れ」Keyで「線種固定」を指定して下さい。

FreeLine-3.jpg


任意線の平行移動

  • 任意線の中央をクリックすると、任意線の両端と中央に緑小丸が表示されます。
  • そのまま中央の緑丸で左マウスを押してドラッグをすると、任意線全体が、その-長さと角度を保ったまま平行移動します。
  • 希望の位置で、左マウスを放します。
  • 任意線の中央をクリックするのは少し難しいですが、一旦任意線の両端のどちらかをクリックして、赤丸を表示して任意線の中央位置を確認してから、中央の緑小丸を押すと便利です。
FreeLine-4.jpg


任意線の移動時の色・太さ固定

任意線を移動すると、その時チャート画面で指定されて居る色・太さに変更されます。

任意線の色・太さは謂わば新規の線引きと同じです。

任意線の移動だけで、そのままの色・太さを変更したくない時は、Cntrl+「れ」Keyで線の太さを「線種固定」に指定します。

「線種固定」に指定されると、既存の任意線の色・太さは固定されて変更されません。

「線種固定」の時は、新規の任意線の描画は、標準設定の黒色細線で描かれます。

任意線の表示範囲

任意線は、チャートの表示領域(ローソク足の表示範囲)の外にもはみ出して引くことが出来ます。

例えば、月足画面で引いた任意線は、日足チャートを表示するとチャート画面のスクリーン範囲外にも引かれます。

この場合、足或いは足数を変更、或いは表示倍率を変更して任意線両端を画面内に表示して位置調整を行ないます。

任意線の削除

  • 任意の一本の任意線の削除は、任意線をの端をクリックして赤丸を表示し、その赤丸をダブルクリックします。
  • 任意線の1端をクリックして他端と重ね合わせても削除できます。
    この場合任意線の始点と終点を5ピクセル(赤丸の範囲)内に指定します。 
  • 任意線の描画或いは修正途中であれば、任意線の終点を始点の5ピクセル(赤丸の範囲)内にドラッグして離すと削除できます。

削除した任意線は、復活できません。

任意線の全削除

任意線は、各銘柄毎に50本引けます。

特定の銘柄の全ての任意線を一度に全部削除する場合は、「Del」Keyを押してから、チャート表示画面領域をダブルクリックします。

全銘柄の任意線の全削除

全ての銘柄の任意線を全て一括削除したい時には、「株式管理」フォルダー内の「RegFreeLine.dat」ファイルをマニュアル(エクスプローラで手操作)で削除してください。(大胆ですね。)

任意線ファイルを削除しても、「株式管理」の機能に影響はありません。

次に、「株式管理」を立ち上げた時に、「RegFreeLine.dat」ファイルが存在しない時は、白紙の「RegFreeLine.dat」ファイルを自動作成します。








ページトップへ