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最新記述:2013-12-21 (土) 00:00:00
相対売買指定
相対(あいたい)指定
売買の仕掛けと決裁
玉帳記帳は、株式取引を時系列で捕らえる為に、1売買毎に1行の表示形式としています。
株式取引は、仕掛けと決済の1対1の取引で完結します。
よって、各取引の相対(あいたい)取引の指定が必要となります。
相対取引の未指定
相対取引の未指定の玉帳口座です。
相対取引の未指定の取引は、「未」と表示されています。
又、それらの取引の決裁をすべき決裁取引に「要決裁」と表示されます。
相対番号の表示
コラムをクリックすると相対行番号が表示されますが、相対設定が未だされていないので、「未設定」と表示されます。
相対番号の指定
相対取引の未指定の決裁取引は、「要決裁」と表示されています。
ここで、相対番号を指定するために、対象行を指定して「F7データー修正」で「記帳画面」を呼び出します。
或いは、直接対象行の「区分」コラムをクリックしても、「記帳画面」が呼び出せます。
現物売買
現物売買の買い仕掛けの例です。
記帳画面を呼び出すと、どの売買行かを明示するために、玉帳の1行目にその取引が持ち上げられて表示されます。
「現物買」仕掛表示
相対記帳は「決裁売買」記帳から行うので、呼び出された「現物買い」記帳画面には、相対関係の表示は未だされていません。
現物売決裁表示
上記の「現物仕掛」に対する相対取引の「現物売り決裁」です。
決裁取引の「記帳画面」では、画面下部に相対取引の対象となる売買を表示選択するための「相対取引」グリッドが表示されます。
表示図例では、相対取引グリッドの中に、この決裁売買に対応する相対取引としての仕掛売買が表示されています。
此処での表示は1行のみですが、相対取引対象となる複数の売買が表示され、その中の未設定表示の相対取引から該当する行をクリックします。
相対取引グリッド行の相対日・相対株価・玉帳表示行が表示されます。
「相対2」は、信用品受け・品渡しの3角関係の取引が2組有る場合に表示されます。
画面中央右側の仕掛行・仕掛期日・仕掛株価が表示されます。
相対関係は、相対グリッド行左側データーと画面中央右側の仕掛け行等のデーター表示と、相対グリッド行右側データーと画面上部左側のデーターと襷掛けの関係となっています。
相対設定が終了したら、「記帳可」ボタンで記帳をします。
玉帳の表示
「仕掛売買」「決裁売買」の両方の行の「Ref日」「Ref株価」が相互記入されます。
相対行コラムは、「未」から空白と変わりますが、コラムをクリックすると「相対行」数が表示され確認できます。
表示例では、該当行のコラムをクリックして、玉帳の5行目・9行目が相対取引として表示されています。
仕掛け売買の再表示
表示例5行目の元の「現物買」仕掛けを表示してみます。
相対売買の「現物売」決裁と鏡の関係で相対関係が表示されています。
尚、仕掛け画面からは、相対設定の取り消しのみ可能です。
信用売買の表示例
「信用買」仕掛け
「信用売埋」決裁
相対指定後の「信用買」仕掛け
「信用売」も同様です。
信用品受け
の2取引の相対関係が表示されます。
相対区分「相対1」「相対2」は、
- 信用取引同士の「信用買」「信用品受」が「相対1」で表示されます。
- 信用取引の決裁としての現物取引の「現物売」が「相対2」で表示されます。
ここでの表示例は、「現物売」決裁が「信用品渡し」でされていますが、「信用品受け」した信用株は、品受けで「現物株」変換していると考えて下さい。
信用品渡し
の2取引の相対関係が表示されます。
相対区分「相対1」「相対2」は、
ここでの表示例は、「現物買い」仕入れが「信用品受け」でされていますが、「信用品受け」した信用株は、品受けで「現物株」変換していると考えて下さい。
売買の相対関係
株式売買の「仕掛け」と「決裁」の相対関係は次のようになります。
株券入庫・出庫は、異なる証券会社口座間で株券を移し変えた場合です。