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最新記述:2017-02-20 (月) 00:00:00

「KBN」 (キーボードニュメロ)

「KBN」は、KEyBoardNumeroの略称です。

「KBN」は「Ver080601-2」の改修で数字Keyとの連関は停止しましたが、「KBR」(KeyBoardReference)と並んでの命名なので「KBN」を継続します。

「KBN」画面表示

「KBN」画面は、チャート画面で「K」Keyを2度押しした時に表示されます。
「K」Keyは、「KeyBoard」の「K」と覚えてください。

「K」Keyを1度押すと「KBR」、更にもう一度(計2回)押すと「KBN」が表示されます。

「K」Keyを3度押すと「KBN」画面が閉じます。

「KBN」画面


s_KBN-1.jpg


「KBN」の使い方

「KBN」は予め各銘柄の株価データを掻き混ぜておき、特定指標の特定数値に合致する銘柄を抽出表示するものです。

銘柄・株価データの事前処理

通常は、日々の株価取得の際、株価読込に連続して自動処理をさせて置くと便利です。

株価読込設定で「標準設定」を指定しておきます。

「KBN」の分析対象となるのは、「シュミレーション連続実行」と「日足分析」・「週足分析」・「月足分析」です。

KBN-4.jpg


銘柄・株価データの事前処理-2

株価読込時に連続実行を行っていない場合は、「KBN」を使用する前に、「株式管理」立上画面のメニューの中の「シュミレーション」の各「足分析」又は「足分析連続」を実行します。

s_KBN-5.jpg


「KBN」の実行

「KBN」は、現在チャート画面に呼び出されている銘柄リストの中から銘柄を絞り込んで行きます。

新規に「KBN」を行う時は、「S」Keyで「有効銘柄」を選んで置くと良いでしょう。

「S」Key:信用の「S」と覚えて下さい。
最初に作った時は、「信用銘柄」呼出用に作りましたが、その後信用売買銘柄は「貸借銘柄」と一般呼称が変わったり、それ以外の「有効銘柄」「活動銘柄」「貸借銘柄」「信用銘柄」「現物銘柄」「その他の銘柄」も呼び出せるようになりました。
「KBR」でのボタン表示は、次に呼び出す銘柄リストで変わります。


s_KBN-6.jpg


抽出仮置・リスト再呼出

「KBN」を使っていると、同じ銘柄リストや抽出途中の銘柄群に対して違った抽出呼び出しをしたい場合がよく発生します。

この時に、その銘柄群に辿り着くまでリスト呼出操作や銘柄抽出を何度も繰り返すのは大変です。

この時は、「KBN」の実行前に「リスト仮置」ボタンを押して置くと次回に「リスト呼出」ボタンで再度呼び出すことが出来ます。

KBN-7.jpg


KBN抽出条件設定

「KBN」画面を新たに呼び出した時は、全ての抽出条件は未指定となっています。

抽出条件は複数の条件を設定できます。

この場合、設定条件に両方とも合致する銘柄が抽出されます。
一般的な条件式で言うと「and」の設定となります。

何れかを満たす場合(条件式「or」の設定)の抽出の場合は、「抽出仮置」ボタンを利用して別途行ってください。

乖離率

「正負」ボタンで、乖離率の指標を「マイナス」又は「プラス」に変更できます。

「累計」「単独」ボタンで、

  • 指定した乖離率%帯を単独で抽出
  • 指定した乖離率%帯を超える%帯を累計抽出
    の選択が出来ます。

通常は「累計」がデフォールト指定されています。

 例

 短期乖離率で累計「-10%以下」を指定した場合は、「-20%以下」を含む全ての「-10%以下」の銘柄が抽出されます。
単独「-10%以下」を指定した場合は、「-10%以下、-20%未満」の銘柄のみが抽出されます。

KBN-8.jpg


抽出条件解除

抽出条件解除の解除は、個別条件の解除を指定するか、「全解除」ボタンで一括解除を行ってください。

KBN-9.jpg


抽出銘柄の保存

「格納先」を選択指定すると指定した銘柄グループに抽出された銘柄が登録されます。

KBN-10.jpg


「新規・追加」ボタンで、

  • 指定した銘柄グループに現在登録されている銘柄を一旦解除して新規に今回の抽出銘柄のみを登録します。
    条件指定ボックスは「新規格納先」と表示されます。
  • 指定した銘柄グループに現在登録されている銘柄に追加して今回の抽出銘柄を追加登録します。
    条件指定ボックスは「追加格納先」と表示されます。

を選べます。

KBN-11.jpg


格納先銘柄グループ

チャートメニューの「LIST」の「L銘柄」を指定できます。

銘柄グループは、

  • 「L」+「A」~「C」。
  • 「L」+「L」Keyを巡る周囲の9個のKey「に」「ら」「せ」「の」「れ」「ね」「る」「め」
    です。

指定した銘柄グループ名は「KBN」のタイトルバーに表示されます。

常用する銘柄カテゴリーは、「定数設定」画面で前以て分かり良い表示の名前をつけておきます。
文字数は全角で10文字(半角20文字)まで設定できます。

例示は、銘柄グループAを指定した例です。

s_KBN-13.jpg


銘柄グループ「L」
「L」Keyは2度打ちKeyです。
「L」「L」で銘柄リストを表示します。
「L」「A」、「L」「B」、「L]「C」でそれぞれ銘柄グループ「A」、「B」、「C」へ個別銘柄を登録します。
「Shift」+「L」「A」、「Shift」+「L」「B」、「Shift」+「L]「C」で、銘柄グループ「A」、「B」、「C」を呼び出します。
「L」+「L」Keyを巡る周囲の9個のKey「に」「ら」「せ」「の」「れ」「ね」「る」「め」についても同様です。
銘柄グループ名は、「定数設定」画面(チャート画面で「T」Key)の「銘柄リスト」のページで任意の名称に設定できます。

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銘柄抽出の実行

「抽出実行」ボタンを押します。

抽出条件に合った銘柄が抽出されます。

格納先が指定されていると、その銘柄グループに抽出銘柄が登録されます。

KBN-12.jpg





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