FrontPage>マニュアル新版>導入基礎編>Here 最新記述編 導入基礎編 チャート編 玉帳編 実践活用編
最新記述:2020-10-15 (木) 14:26:00
「株式管理」のチャート表示
「株式管理」立上げ画面
甚だシンプルです。
チャート表示の基本は、如何に分かり良く、鮮明にチャート表示を行うかです。
その為に、チャート表示を最大とし、実効表示面積を極大化しています。
新規インストール時チャート表示
新規に「株式管理」をインストールした時は、極標準的なチャートを表示します。
最初に、全銘柄リストが呼び出され、その第一番目の「1001日経平均」日足が表示されます。
表示形式は、等差チャートで表示されます。
等差チャート: 株価の表示幅が均等で、表示期間の最高値・最安値をチャートの表示株価幅の全幅に表示します。 全ての株価がチャート画面幅上下一杯に美しく表示されますが、表示高さ幅に対する株価幅が、銘柄毎、 表示株価期間毎に異なり、正しく各銘柄の値動きを表示できません。 世の中の殆どのチャートはこの等差チャートで表示されています。
「1001日経平均」の日足の等差チャート表示です。
同じく、「1001日経平均」の月足の等差チャート表示です。
等比チャート
1949年6月よりの戦後53年の日経平均月足を等比チャートで描いたものです。
等比チャート:Y軸の株価が、対数表示されたチャートです。 株価の変動を金額ではなく上昇率下落率の率でチャート表示したものです。 これを見ると、戦後の株価は、凹凸はあるものの、戦後一貫して、右肩上がりに株価が上昇して 来ています。
90年のバブル崩壊後は、株価は下げ続けていますが、等比チャートでみると、戦後の株価上昇率の1/5位を率として失ったこととなります。
等差チャート
同じ株価を等差チャートで見てみるとこのようになります。
バブル期に急激に上昇した株価は、バブル崩壊後、その殆どを失ったかのように読み取れます。
どちらが正しいのでしょうか?
「株式管理」ではこう考えます。
200円の株価が20円上がるのも、1万円の株価が1000円上がるのも、率は同じ10%。
であれば値動きは小さくても株価変動率率のある低位株価銘柄を対象として、SLOW & Stedey で複利で着実に利を上げていけばよい。
上図のチャートの傾きの急峻な(ということは危険な)バブル期を避けて、戦後直ぐのなだらかな値動きのような時であっても、等比チャートでの上昇率(チャートの傾き)は、バブル期に負けない(或いは大きい)と言えます。
等差チャートの目眩まし
これは、歌舞伎座の日足等差チャートの例です。
一般的な等差チャートでは、可也の値動きで投資妙味ありと見えます。
同じ銘柄の同じ株価を等比チャートで見て見ると、殆ど値動きが無く、投資を行った場合には、資金を寝かせるだけの結果となることが分かります。
「株式管理」では、薄利多売の回転商いで、複利で利益を拡大していく主義ですから、等比チャートによる銘柄研究は必須です。
世の中の一般的な等差チャートに対して、この等比チャートの効用は余り知られていないようです。
株式関係の書籍でも等比チャートを図示して述べているものは殆ど僅かです。(と言うよりも見掛けません。)
効用を述べていても、実践(実戦)に等比チャートを用いているものは、見かけません。
株式の実践者は、等比チャートが気軽に利用できない・表示できないために使わない、株式ソフトの開発者は等比チャートの効用を知らないために作らないということでしょうか。
「株式管理」標準チャート
「株式管理」は、世の中に公開された手法で有用なものは、須らく開発搭載するをモットーに機能開発をして来ております。
「等差チャート」・「等比チャート」も両方搭載しており、「1Key」で切り替え表示が可能です。
「等比チャート」は世の中の株式投資家に余り知られていないので、インストール時は余り馴染みにない「等比チャート」を避けて、見慣れた「等差チャート」を表示しています。
等比チャートの効用にご理解を頂いたユーザーは、「株式管理」の「等差チャート」を表示して、標準チャートとしてご利用頂きたく存じています。
標準チャート
標準チャート: 表示形式は等比チャート 株価の上昇・下降・反転を示すCMA(Colored Moving Avarerge)移動平均線
株式管理が厳選した指標ライン
仕掛け色表示(群)で投資チャンスを判断します 画面右辺に売買データー銘柄データー業績データー 画面表示説明等が表示されます。
標準画面設定
標準画面の設定は、画面設定の「標準設定」ボタンで、ワンタッチで切り替えが出来ます。