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初稿  :2009-10-30;
最新記述:2017-02-20 (月) 00:00:00

アームズチャート(出来高対応チャート)

出来高対応チャート(アームズチャート)とは、株価を縦軸、出来高をローソク足の横幅に換算表示して表示するチャートです。

出来高による株価の過熱や売買時が判断できます。

その日の株価を、四角形の大きさ(面積 縦×横)として捕らえます。

表示方法

チャート画面で、「D」Key(出来高のD)を押します。

マウス操作の場合は、チャート描画範囲を右クリックして、「Key Board Reference」を表示して、「K」をクリックします。

トグルで標準チャートと出来高対応チャートが表示されます。

s_DekidakaTaiouChart-1.jpg


出来高対応チャートの表示例

表示期間を300としています

08年1月~7月の間に大出来高による横幅の広い四角形が描かれています。

他方07年後半は、出来高が極小で殆ど四角形を描いていません。

s_DekidakaTaiouChart-2.jpg


出来高対応のデータ

出来高対応チャートの横幅は出来高です。

チャート作例では、チャート表示期間の平均出来高対比の当日出来高で作図しています。

チャートの上辺は株価最高値です。

チャートの下辺は株価最安値です。

終値は、四角形の中の横棒で表示されています。

出来高対応チャートの横幅に応じて、指標チャートも同一幅で表示されています。

出来高対応グラフの四角形にカーソルを当てると、当日の年月日及び株価4本値が画面上部に表示されます。

サンプルでは2008年4月9日。

このように、横長四角形が現れた時が、株価白熱で売り時とされています。

林輝太郎氏の著作では、最大出来高の4日目に売却とされています。

表示期間

期間出来高の大きさにより、表示期間が逆算され変化します。

必要に応じて「<」「>」Keyで、表示期間を調節して御覧下さい。

出来高チャートプログラム

出来高チャートを表示できる機能を備えた株式プログラムは、非常に少ないようです。

又、「株式管理」のように、当該年月日をチャートから逆表示出来る物が他にもあるかを知りません。

製作者としては、プログラムロジックに大変苦労したところであり、他に追随を見ないものと自負しています。

同じチャートの通常表示(表示期間150)

略同期間の07年6月~08年8月の同一銘柄の通常チャートです。

3月・4月・7月の大出来高が分かります。

s_DekidakaTaiouChart-3.jpg


参考図書

アームズチャートの具体的な利用手法は、アームズの著作や、日本版では三木章氏の書籍がありますので、御参照ください。








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