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最新記述:2017-02-21 (火) 00:00:00

場帳表示・印刷

株式の物の本には、株式投資の三種の神器として、「玉帳」・「値板」・「場帳」が揚げられています。

中でも「玉帳」は一番重要と思いますが、株式ソフトで実用に耐える「玉帳」を作り上げたのは、「株式管理」だけのようです。

「値板」は、「ポートフォリオ」の中で作成中ですが、「玉帳」の「当月決算」機能を作ったので、当面代用可能です。

さて最後の「場帳」ですが、チャート画面で「END」Keyで表示される「株価画面」表示を場帳と呼んでいるユーザーもあるようですが、本来の場帳は、毎日手書きするものとされています。

新たに場帳を付け始める場合の補助機能として、「株式管理」に「場帳機能」「場帳印刷機能」を搭載しています。

場帳とは

毎朝、朝刊の株価欄から前日の終値をペンで手書きして場帳を作ります。

日々の株価の値動きを知るための、株式投資には必須の物とされています。

チャートで株価を見るのではなく、場帳で値動きを追いかけて変動感覚を磨き、売買の仕掛けを行うものとされています。

詳しくは、林輝太郎氏の著作等を参照下さい。

とは言うものの、場帳の製作と書き込みの継続を続ける事は中々大変です。

特に新たな銘柄の場帳を取り始める時は、数ヶ月の過去の株価の記入蓄積をして、始めて効果的利用開始が可能となります。

対象銘柄を見付けても、暫くは株価の記入蓄積を行わねば成らず、即応性が無いといえます。

それで、この「株式管理」の場帳印刷機能を作成しました。

新規の対象銘柄を見付けた時は、2ヶ月ほど前の期日を指定して当日までの場帳を作成します。

そうすれば、明日から場帳をペン字手書きで継続作成が出来ます。

忙しくて暫く場帳記入が出来無かった時も、前日分まで印刷を行って継続することが可能です。

毎日手書きでなく、同じ用紙にプリンターで追加印刷で記入を行うことも可能です。

場帳の規格

場帳は、「B4」版用紙で作成するのが良いとされています。

しかし、一般的なパソコンのプリンターサイズや印刷した場帳の保管閲覧の便宜から、「A4」版用紙に4銘柄を印刷するようにしました。

期間は3ヶ月を印刷可能としました。

気軽に印刷作成できますから、手書きで株価を蓄積する場合も、過去の2ヶ月の株価を印刷して記入して行くのが使いやすいと思います。

印刷期間は、3ヶ月ですが、印刷日数(行数)は月により、60~63行と自動設定されます。

銘柄CODE・銘柄名の下に、一株資産・資本金を表示しています。

場帳の作成可能銘柄数

場帳は、A4用紙1枚に4銘柄を印刷できます。

場帳は、10ページまで作成できます。

10ページの場帳が5銘柄群指定できるので、総計50ページで200銘柄までの場帳が作成可能です。

先ずは十分な数でしょう。 

場帳印刷画面の呼出

場帳表示機能として、「株式管理」立ち上げ画面のメニューに「場帳」を作りました。


s_Bacho-1.jpg


従来の「チャート」画面のメニューの「他」の中の「場帳印刷」からも呼び出し出来ます。

s_Bacho-2.jpg


場帳印刷画面

初めて、「場帳」機能を立ち上げた時は、過去の使用データーが無いので、「第一群」「銘柄指定なし」「最新株価日」が表示されます。

右側の銘柄リストには全銘柄が表示されます。

s_Bacho-3.jpg


銘柄群の指定

銘柄を記録する銘柄群を指定します

場帳印刷画面を立ち上げた時は、銘柄1群を表示します

s_Bacho-4.jpg


銘柄の指定

銘柄リストが、右側の銘柄リスト欄に表示されます。

場帳を作成する銘柄の「ライン番号」・「CODE番号」・「銘柄名」のいずれかをクリックすると銘柄が記憶されます。

任意の「ページ番号」の任意のコラムをクリックすると、記憶された銘柄CODE・銘柄名が転記されます。

s_Bacho-5.jpg


銘柄の移動

任意のコラムの銘柄をクリックすると、その銘柄がクリップボードに記憶されます。

移動先の銘柄群を、銘柄群ボタン(1~5)を選んで指定して下さい。

移動先のコラムで再びクリックするとそのコラムにその銘柄が転記されます。

正確には、任意のコラムでクリックすると、そのコラムの銘柄名と記憶された銘柄名が交換されます。

初めてクリックした時は、記憶銘柄が無いので白紙と交換されます。

銘柄リストをクリックした時は交換されずに銘柄名が記憶だけされます。

元のコラムを再びクリックして銘柄を差し替えることも出来ます。

s_Bacho-6.jpg


銘柄の削除

銘柄名のコラムをクリックして、「DEL」Keyで削除して下さい。

場帳印刷期日(期間)の指定

場帳は3暦月単位にA4用紙に打ち出します。

場帳開始日

「場帳開始日」は、前回指定日が記憶され表示されます

日付コラムをクリックして日付を指定できます。

「前月」・「次月」ボタンを押して「場帳開始日」を指定できます。

この場合日付は、その月の市場立会い初日が指定されます。

新たに場帳を付ける場合は、過去の株価が参照できるように、最新株価日の1~2ヶ月前を指定するのが良いでしょう。

s_Bacho-7.jpg


印刷開始日

「印刷開始日」は、最新株価日付が表示されます。

日付コラムをクリックして日付を指定できます。

場帳初期印刷

新規に場帳を印刷する時は、「場帳開始日」ボタンを押すと場帳開始日が印刷開始日として転記されます。

「印刷開始日」と「場帳開始日」が同一の時は、3箇月間の日付・最新日付までの株価・出来高・株価表示枠・銘柄名等の全てを印刷します。

s_Bacho-8.jpg


印刷実行

場帳を作成する銘柄のページの「場帳○頁印刷」ボタンを押します。

s_Bacho-9.jpg


印刷イメージの表示

印刷画像イメージが表示されます。

新たに印刷されるデーターが赤色で表示されます。


s_Bacho-10.jpg


印刷画像

実際の印刷画像は次のようになります。

画面イメージ図と同じでしょう。

只違うところは、活字が大きいので、「一株資産」と「資本金」は2行に印刷しています。

s_Bacho-11.jpg


場帳追加印刷

場帳は、本来新聞の株価を毎日記帳するものです。

場帳機能を開くということは、昨日まで記帳済みの用紙に本日株価を追加記入するということとなります。

過去の場帳印刷記録のある時は、「場帳印刷画面」を開いた時に、印刷第1行目株価期日が「場帳開始日」に、最新株価期日が「印刷開始日」に表示されます。

印刷の期日が空いた時は、「前日」ボタンで当日から遡って指定してください。

「印刷開始日」と「場帳開始日」が異なる時は、「印刷開始日」以降の株価・出来高のみが印刷されます。

該当の印刷済み用紙をプリンターにセットして、その頁の印刷ボタンを押します。

追加印刷実行

追加印刷の時は、追加されるデータだけが印刷イメージとして赤色表示されます。





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