FrontPageマニュアル新版導入基礎編>Here   最新記述編  導入基礎編  チャート編  玉帳編  実践活用編

最新記述:2017-02-21 (火) 00:00:00

指 標 設 定 2

指標設定2画面

足別に設定値を指定できます。

表示色の指定は、各足共通です。

このページの設定は、指標の定数の指定が主で、指標の表示指定は、「指標パラメーター設定」画面の1ページの「表示設定」で行います。

HyojiSettei2-1.jpg


モメンタム 

モメンタムは、本日と設定「期間」前との株価差です。

ROCはその比率即ち株価変化率です。(平均期間で別途設定できます。)

S-ROCは少し難しいですが、先ず設定「指数移動平均期間」の指数移動平均(EMA)を求め、その設定「ROC計算期間」での算出したROCです。

具体的な指標の利用は別稿と致しますが、S-ROCの色の変化(上昇下降転換)は可也的確に b株価変動を捕えています。

HyojiSettei2-2.jpg


s_HyojiSettei2-12.jpg


MACD

これもややこしいです。

短期と長期の指数移動平均(EMA)を求めます。
短期EMAから長期EMAを引いたものがMACDです。
下の図の赤線がMACDのです。

これからがややこしいが、MACDだけでは指標が足りないのでしょう

MACDのシグナル計算期間で指定した期間の指数移動平均(EMA)を求めます。
敵の敵は味方とか、隣の敵は味方の隣とか、指数移動平均の指数移動平均は元に戻って元の株価ではないかと小生は思うのですが?
シグナルラインと呼ばれますが、下の図のMACDの水色線です。(だそうです。)

この2者の差を求めて、MACDからシグナルライン引いた差を棒グラフにしたものが「MACDヒストグラム」です。

HyojiSettei2-3.jpg


s_HyojiSettei2-13.jpg


分かりましたか?
分かりません、ヤッパリね。

でも、何やら霊験新たかなようなので、具体的使い方は別途稿を改めます。

プログラムの製作者が分かってないと誤解しないで下さい。
この稿は、読者へのリップサービスです。 アトラクションもないと)

DMI

これは、もっとよく分かりません。

分からないと言っても、数式や、作り方や、プログラムのアルゴリズムなどは当然よく分かって作っています。
分からないのは、出て来た指標のチャート表示です。

私は、チャートプログラムの最重要点・機能は「視認性」だと思っています。

その為に、チャートの表示領域の有効実効面積を最大にする為に、古風な時代遅れのDOSマシンのような体裁の「株式管理」を作っています。
(でも中身は最新チャキチャキのWindowsプログラムです。)

要するに、「DMI」は、指標表示を解析して読み解かなければ成らないのです。

然る元理科系大学教授氏のボリンジャバンドとこのDMIで株式分析をするという手法(MM法)の株式単行本が幾冊も刊行されており、興味があり、作ってみましたが、多分これ以上深追いしないでしょう。

別の研究発表では、このMM法は年に数回の事象に有効な手法との発表もあり、「薄利多売回転商いの年率換算利益率手法」の小生には合わないようです。

HyojiSettei2-4.jpg


s_HyojiSettei2-14.jpg


エルダーライン

アレキザンダー・エルダー博士が考案開発した手法です。
これは、簡単明瞭・分かりよい、こういうのは好きです。

指数移動平均(EMA)を作り、株価の高値と安値の差を夫々ブルライン(強気・買い)・ベアライン(弱気・売り)として棒グラフ表示したものです。

色々、使い方と効用とがある様なので、小生が別稿にするよりも、エルダー博士の著書を読んで研究下さい。

HyojiSettei2-5.jpg


s_HyojiSettei2-15.jpg



ヒストグラムの縦バーの太さを指定できます。

HyojiSettei2-16.jpg


s_HyojiSettei2-17.jpg


でも、高い本です。
株で儲ける秘訣は、古来、株取引はしないで、チチンプイプイの奥義書を売りつけることですね。

相場は、一昔前は30万円。(今は幾らかな)
株式プログラムも定価30万円台で、特別割引というのが多いですね。
業界の相場というのがあるのでしょうか?

で、小生は、先ず、JR東日本の駅前ターミナルのルミネカードに入りました。
暫く待つと年に3回程、ルミネーカードの10%割引セールが3日程あります。
駅前ターミナルの全テナント店舗が割引になるので、新宿の青山書店と横浜の有隣堂で買って来ました。
再販価格制の書籍が定価の1割引で買えるのでお勧めです。

で、続刊を読んで見て、エルダー博士が嘆いているのが分かりました。

折角発表したエルダーラインなのにアメリカの株式ソフトには少しも搭載されないそうです。

「株式管理」は本邦第一号かな。
博士が知ったら喜んでもらえますかな?

パラボリックライン

パラボリックも、プログラムのアルゴリズムが大分難しい指標でした。

少しチャブ付く嫌いが無いともいえませんが、方向性の強いトレンドにフォロウする時はとても有効な指標です。

仕掛けの始期には、株価変動許容値を大きく取って可能性を高め、利益確保の仕掛け終期には許容値を狭くして蓄積した利益の安全確保を図るという、至極合理的な手法です。

「株式管理」では、パラボリックとストップロスカットと「株式管理」考案の山谷超えを搭載しました。

この3つを上手く組み合わせ活用して、小損多利を実現して行きたいと思います。

HyojiSettei2-6.jpg


s_HyojiSettei2-18.jpg



パラボリックの表示・非表示は、チャート画面で「@」KEYで指定できます。
「@」は「パラボリックのPの隣」、機能指定の空いたKEYが残り少なくなり苦しいKEY指定です。
「KBR」(KeyBoardReference)では、このようになります。
  

s_HyojiSettei2-19.jpg



各表示日のポイントを太点・細点で指定できます。
ポイントを結ぶラインの太さを指定できます。
細・太表示の指定をしないときは、表示されません。

パラボリックの精度・機敏性を決めるAFステップ・AFリミット因子をパーミル・パーセントで木目細かく設定できます。

HyojiSettei2-20.jpg
HyojiSettei2-21.jpg


ボリンジャ-バンド

ボリンジャーラインというのは、本来「基本線とσ2の線」を表示するのが、ボリンジャーの定義のようです。

ボリンジャーバンド補助線に付いては、別途稿を改めて紹介します。

図のように7本の線(基本線とσ1・σ2・σ3の線)を引くのは、σラインというのが正しいそうです。

日本では、ボリンジャーラインの紹介者の考案でこちらがボリンジャーラインとして普及したようです。

HyojiSettei2-24.jpg


ボリンジャーラインの表示・非表示は、「指標パラメーター設定」画面の1ページの「表示設定」の「チャート表示領域」で行います。

HyojiSettei2-22.jpg


s_HyojiSettei2-25.jpg


ボリンジャ-バンドσ0.5

あるユーザーの方(F.I氏)からボリンジャーラインσ1線と移動平均線を活用した手法を教えてもらいました。
同手法は、同氏のご了解を得て、「株式管理」に搭載したいなと考えていますがボリンジャーラインσ1線に近接して来る銘柄を早く検知する為にσ0.5線があると便利とのことでボリンジャ-バンドσ0.5を作って見ました。(Ver080101-1)

ボリンジャ-バンド9本線は日本では「株式管理」だけですね。
線毎の色設定ができるので、見やすい色配分を研究してみてください。

HyojiSettei2-7.jpg


s_HyojiSettei2-23.jpg


ポイント アンド フィギュアー

指標設定画面で「P&F」・「P&Fリニア」を指定した時は、それが固定表示されます。
この時、チャート画面の「P」(P&FのP)Keyで表示・非表示が一時指定できます。

「P&F」・「P&Fリニア」の表示・非表示は、「指標パラメーター設定」画面の1ページの「表示設定」の「チャート表示領域」で行います。

指標設定画面で「P&F」・「P&Fリニア」を指定しない時は、チャート画面の「P」(P&FのP)Keyで「P&F」・「P&Fリニア」の一時表示ができます。

HyojiSettei2-31.jpg


「P&F」は通常のポイントアンドフィギュアーをチャート上に重ねて表示しています。
本来のポイントアンドフィギュアーは、時間軸・株価軸のない○×だけのの積み上げチャートです。

s_HyojiSettei2-27.jpg


「株式管理」独自考案のポイントアンドフィギュアーリニア表示です。

上図の通常のポイントアンドフィギュアーの○×を時間軸・株価軸に合わせてチャート上に表示します。

通常のポイントアンドフィギュアーでは、変化は明確に分かるのですが、何時幾らでどうなったかが実感できない為、何となく不安というか頼りない感が否めませんでした。
「株式管理」では、チャート画面の「P」Key(ポイントアンドフィギュアーのP)でワンタッチで切り替え表示し確認できます。

s_HyojiSettei2-28.jpg


太線表示・細線表示が指定できます。

HyojiSettei2-8.jpg

#ref(): File not found: "HyojiSettei2-29.jpg" at page "指標設定2"


s_HyojiSettei2-30.jpg


「P&F」と「P&Fリニアー」の重ね書きも表示できます。

s_HyojiSettei2-32.jpg


5月最高値法(5月最高値最安値法)

これまた、「株式管理」独自考案の指標ラインです。

元来は、直近5ヶ月の最高値平均を超えて来た時は買い出動と言う手法ですが、「株式管理」では、チャート上に最高値5月平均線を引いてみました。

太線・細線の指定が出来ます。

HyojiSettei2-9.jpg


5月最高値法の表示・非表示は、「指標パラメーター設定」画面の1ページの「表示設定」の「チャート表示領域」で行います。

HyojiSettei2-34.jpg



チャート画面の足の如何に係わらず各足共通に、月足の最高値最安値ラインを表示します。

チャート表示では、月足5ヶ月の最高値ライン・最安値ラインを表示します。
下図では、株価が青線を超えたところが、買いです。

5月最高値法の使い方は別途報告したいと思います。

s_HyojiSettei2-35.jpg


これからの研究課題ですが、

  • 最安値赤線を超えたら買い、最高値青線を割り込んだら売りと言う技法が考えられます。
  • 今回の6000円割れといった、もういいかと思って買ったらまだまだずるず下がる大底からの戻りの発見に効果的です。(03/10/05記)
  • 一番期待しているのは、トレンドの発見です。

半年スパンでのトレンドや、より長期のトレンドを見事に表示します。
株式の鉄則は、トレンドに乗って、トレンド方向に売買することです。
強力な、トレンドファインダーに成るのではないかなあ。

最高値安値線(H-Lライン)

所謂ハイローラインです。(ハローラインじゃないよ。)

HyojiSettei2-36.jpg



パラボリックの表示・非表示は、チャート画面で「J」(上下のJ)KEYで指定できます。

s_HyojiSettei2-38.jpg


表示は、

  • 赤線が長期最高値ライン
  • 黄色線が短期最高値ライン
  • 青線が長期最安値ライン
  • 黒線が短期最安値ライン
    です。
s_HyojiSettei2-39.jpg


最高値安値線と終値チャートを組み合わせての技法が考えられます。

終値チャート:チャート画面でEKey(終わりエンドのE)で表示されます。
(終値チャートは、作成中です。 08/01/30現在)

10年年足法

チャート画面左側に「前年比」「当年比」「過去最高比」「過去最安比」高値・安値と表示されている指標です。

  • 過去10年間の年足の最高値・最安値比平均で去年の最安値からどれ位上昇できるか
  • 今年の最安値からどれ位上昇できるか、
  • 過去10年間の中最大比で今年の最安値からどれ位上昇できるか
    予測をします。

株価の変動の上限下限の目安となるものです。

詳しくは、マニュアルの「年足10年法」の項をご参照下さい。

HyojiSettei2-11.jpg


10Year-2.jpg


シミュレーション期日

「シミュレーション期日」は、シミュレーションの実施該当期日の期日線の表示をします。

HyojiSettei2-40.jpg


2007年末の縦線に「Sym」の表示のあるのがシミュレーション期日です。

s_HyojiSettei2-41.jpg






ページトップへ