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最新記述:2017-02-21 (火) 00:00:00

有効銘柄選定

「株式管理」では、株式投資の対象に適した銘柄を「有効銘柄」として選び出す機能があります。

今までのVerでは、チャート画面のメニューの中に「出来ず日数検出」・「株価変動率検出」があり、この両者で2段選別で選出していました。

銘柄の基礎選択としてかなり多用する機能なので、簡便且つ機能を向上して使用できるように新たに専用機能を作成しました。

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「株式管理」立ち上げ画面のメニューの中の「F4リスト作成」を選びます。

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有効銘柄選定の起動

「銘柄LIST作成」画面のメニューの中に「F1有効銘柄選定」を追加作成しました。

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「F1有効銘柄選定」を選ぶと「銘柄LIST作成」画面に「有効銘柄選択条件」が表示されます。

4つの条件で適用するものにクリックを入れます。
クリックを入れた条件は「AND」(且つ)で結ばれ、両方の条件にあったものが選択されます。

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除外銘柄

対象銘柄は、銘柄リストの全銘柄から「非上場(上場停止)銘柄」を除いた銘柄です。
ユーザーが任意設定する「除外銘柄」を対象外とする時は、「除外銘柄非対称にクリックを入れてください。

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対象データー

「有効銘柄」選択は、実施期日から過去1年間の日足データーを対象としています。

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株価データー

株価データー量」を指定します。
株式投資は、ある程度過去の値動きを参考として行いますので、最近上場の銘柄は株価データーが蓄積してから投資対象とします。
標準設定では6ヶ月以上としています。

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出来申さず日

「出来申さず日」とは、株式市場で値がつかない(取引が成立しない)日のことで、銘柄の市場流動性が低いと、任意の期日での株式処分が出来ないことが発生したりします。

少し位良いではないかとの考え方もありますが、「株式管理」では、標準設定ではここはすっきり「1日以上」としています。

1日でも「出来ず」(なり申さずと言うのでしょうか)日があれば、対象銘柄から除外します。
そうしても、市場には十分な数の銘柄がありますから、危うきには近寄らずです。

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表示倍率

表示倍率は、チャート画面の等比グラフ自動表示の時の等比倍率で選択します。
標準設定では、等比倍率70倍以下としています。

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株価変動率

「株価変動率」は、株価が変動率だけ上下した時に山又は谷があったとカウントし、その山谷が直近1年間何回あったかを数えています。

標準設定では、10%以上の株価変動による山谷が年間5回以上あった場合に有効銘柄としています。

これは、株価にある程度の値幅の上下動が無いと仕掛けられないし小幅であれば繰り返し売買が出来るからです。
「株式管理」は、トレンドに乗って節目で仕掛ける考え方ですが、等比倍率指標では合格しても、一直線に左下から右上に跳ね上がった株価では仕掛け時がありません。

一直線銘柄の飛び乗りの出来るユーザーは、この指標を外して銘柄選択をしてください。

と言っても、該当は数十銘柄の差です。等比倍率で選択すれば、この指標は無くても構わないのかも知れません。

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銘柄選択実行

「実行」ボタンを押します。
 

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選択銘柄表示

  
銘柄選択が始まると、処理番号・銘柄コード・銘柄名株価データー(不足)数・出来ず日数・等比倍数・株価変動回数・有効銘柄数が表示されます。

下図は標準設定条件での有効銘柄が2053銘柄選び出されています。(2007年11月2日現在)

選ばれた銘柄は、チャート画面で、「S」Key(信用のS)で信用銘柄・現物銘柄・全有効銘柄とトグルで呼び出されます。

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銘柄ソート

選別された有効銘柄のリストが表示されると、そのリストを「表示倍率順」「株価変動回数順」にソートする機能が表示されます。

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等比倍率での選択手法

等比倍率での選択手法がやや分かりにくいと思われるので、此処で蛇足の説明をしておきます。

等比グラフの標準固定倍率

等比グラフの固定倍率の標準値は25としています。

これは、標準的な値動きのグラフが上手くチャート表示画面上下幅に収まる倍率です。

例として「2215第一屋パン」のチャートを示します。

右下の矢印で示していますが、等比倍率は標準固定倍率の25となっています。
画面上半分のチャート表示領域に美しく適度な上下幅でチャートが表示されています。

右下の矢印の所にカーソルがあり、カーソル縦罫線の右の刻みは株価変動10%、左の刻みは50%幅を示しています。

等比倍率25の場合は、チャート画面上下幅に約150%の株価変動が描かれることとなります。

要するに、下辺の株価に対して、上辺では1.5倍の株価まで表示されえると言うことです。
尚、この図では、横軸の期間幅は約1年が表示されています。

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期間1年幅の表示の仕方

標準設定では150足ですが、先ず、Shift+「>」Keyで足数を最大の1000足とします。
次いで「<」Keyを数回雄と足数250足が表示され、略期間1年のチャートが描かれます。

足数は 、カーソルを右画面外に移動して外に出した時、右上に「開始期日-終了期日 足数」として表示されます。

株価変動の少ない例

同じく標準固定等比倍率25で「1001日経平均」を表示すると、下図の様に横一文字とは行きませんが、最大20%位の変動幅の中で表示されます。
これは、先の第一製パンに比べると非常に投資効率が悪いということとなります。
このような、投資効率の悪い銘柄を表示保留に銘柄として非表示に指定します。

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自動等比倍率チャート

この日経平均を自動倍率の等比チャートで表示してみると、右下の矢印にあるように等比倍率は140となっています。
自動倍率の等比チャートとは、細長いチャートを倍率を変更してチャート表示領域上下一杯に表示したチャートでその時の表示倍率が140となっって居ます。

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先の第一屋パンを自動倍率の等比チャートにしてみると、表示倍率は35%と大きくは変わっていません。

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株価変動の大きい例

設定例での、等比倍率50以上(を除外)と言うことは、例えば第一屋パンを等比倍率50で表示するとチャート表示領域からはみ出してしまいます。
50倍以上に引き伸ばさないとチャート表示領域に上手く入らない、詰まり株価変動が小さい銘柄を除外することとなります。

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自動倍率等比チャート表示

等比チャートを表示して、「B」Key(倍率のB)で自動倍率・固定倍率のトグルでの変更が出来ます。

等比倍率の任意指定

Shift+「B」Keyで任意の倍率を打ち込んで指定できます。





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