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3点チャージ機能改善

3点チャージ手法はフアンも多く、一部更なる傾向拡大の恐れも無き無しとはしますが、可也に有用・有効な手法と評価されます。

「株式管理」にも極初期の段階から機能を搭載し、標準設定の場合日々の株価読込の後のシミュレーション機能で3点チャージの分析・銘柄抽出を行っています。

所が、抽出銘柄の表示の時にどうも、チャート上の3点サイン表示がしっくりしないのです。

ユーザからもその指摘を受けておりました。

今回、改善を前提に意を決して調べてみました。

大分苦労しましたが、判った原因は、「株式管理」の移動平均線算出機能が高度に作り過ぎていたのが原因とわかりました。

通常は、株価移動平均の算出は、銘柄の株価の終値の単純平均で算出します。

「株式管理」は当然にこの単純平均算出機能を持ちますが、更に進んだEMI機能を搭載しています。

実際の運用ではこのEMI機能をメインの分析機能として使用しています。

こ平均株価算出のパラメーターは、チャート画面で「T」Key(定数のT)で設定変更できます。

3点チャージの分析機能は可也昔に作ったので、久し振りにソースコードを調べてみると、定数設定画面での設定パラメータで作っていると思っていましたが、昔の開発(技術・能力)なので単純に終値単純平均を行っていました。

銘柄抽出は終値単純平均、チャート表示はEMIでは3点チャージの表示に差が出るのも已むを得ません。

で、どう改修するかを相当悩んでみましたが、此処は3点チャージ手法の考案者明地文男氏の手法パラメーターに全面的に準拠することとしました。

パラメータは色々とユーザーが設定変更できることは、プログラムとしてはユーザーフレンドリーとして良さそうに見えますが、3点チャージのように開発者がしっかりしたア指針を明示している場合は必ずしも得策ではありません。

ユーザー毎のパラメーター設定の差で選択銘柄に差が出るのもおかしいですし手法としての確立が犯されます。

此処では、明地氏の原典に戻り、銘柄抽出、チャートでのサイン表示とも株価終値の単純平均による算出に統一しました。

3点チャージ以外の算出は、ユーザ-の任意設定パラメーターに拠っています。

この結果、チャート画面での3手チャージサイン表示は大変明確明瞭になりました。

思わず3点チャージで売買をしてみたくなるような魅力を感じます。

3点チャージでの具体的な売買手法は、又稿を改めてお伝えします。





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