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最新記述:2020-10-15 (木) 14:28:00
「株式管理」チャート表示例
「株式管理」のチャート表示では等比チャート(対数チャート)を基本としています。
一般的なチャートは、等差チャートですが、等差チャートは株価の絶対値で、最高値・最安値をチャートの最上部・最下部として表示しています。
この為、銘柄毎・表示期間毎にチャートの表示株価幅が異なり正しい値幅変動が表示できません。
又、株式投資は、売買利益の絶対額を競う(求める)ものではなく、利益率・資産拡大率が本来の投資目的です。
次の2つの日経平均のチャートを見比べるとその事が如述に分かります。
等比チャートの効用が歴然ですね。
戦後53年日経平均月足チャート(等差チャート)
一般的な等差チャートでは、戦後一貫して株価は低迷し、バブル期には極端な上昇を示し、その後の失われた10年では、その8割が株価下落・胡散霧消したかの如く読み取れます。
正しく、株は危ないギャンブルです。
戦後53年日経平均月足チャート(等比対数チャート)
同じ期間の日経平均を等比チャートで見てみると、終戦後の極一時期を除いて株価は堅実にと言うより力強く上昇して来ています。
バブル期といえども、その堅実な上昇が止まっただけで、バブル的な傾きは示していません。
バブル後の損失は大きいというものの、戦後上昇約16倍の内の約4倍を失ったに過ぎず、その後はその内の2倍を回復しています。
(注:倍数表示は、チャートを読み取ったもので、必ずしも正確なものではありません。)