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最新記述:2013-12-30 (月) 00:00:00

資金勘定

玉帳の資金管理は、「持ち株」・「資金」・「利益」・「元金」で表示され管理します。

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信用売買

信用仕掛の場合、株価×株数を表示します。

信用空買いの場合は、プラス表示となります。

信用空売りの場合は、マイナス表示となります。

信用決裁の時はその逆数が表示されます。

持株

現物株を購入した時に、株価×株数が「持株」として計上されます。

現物株を決裁処分した時に、相対取引(仕掛売買)の相対株価×株数が「持株」にマイナス表示されます。

資金


現物取引

現物株を購入した時に、株価×株数+購入経費総額が「資金」としてマイナス計上されます。

現物株を決裁処分した時に、株価×株数-決裁経費総額が「資金」としてプラス表示されます。

信用取引

信用仕掛の時は、資金の動きは無いので表示されません。

手数料等のその他の経費は、該当コラムに表示されますが、これは参考表示で、この行の資金欄の金額には反映されません。

信用売買の経費は、決裁取引の時に一括支払いとなるので

  • 信用売の決裁の時は、(仕掛株価-決裁株価)×株数-(仕掛決裁両方のその他の経費総計)が「資金」に表示されます。
  • 信用買の決裁の時は、(-仕掛株価+決裁株価)×株数-(仕掛決裁両方のその他の経費総計)が「資金」に表示されます。

これは、利益額と同額です。

FUND・信用保証金・現金

株式口座の現金残高の一部を中国債ファンドやMMFやMRFといった債券で運用する場合があります。

又、信用取引を行う場合は、口座現金から信用保証金が差し入れられます。

この場合、玉帳の資金欄にはその総額が表示されます。

証券会社に振り込んだ軍資金としての現金が資金ですが、この中から債権等のFUNDや、信用取引を行う時の保証金に差し入れます。

その残りが、口座残高としての現金となります。

資金 = 口座残高(現金)+FUND+信用保証差入金となります。

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「資金」の内訳

「資金」の内訳を見るには、「資金」の項目名コラムをクリックします。

資金内訳(資金=FUND+信用保証金+現金)

「資金」の項目名コラムをクリックすると、資金の表示列が、「FUND」「信用保証金」「現金」の3列に展開し分割表示されます。

この場合、現金欄は資金から、FUND・信用保証金を差し引いた純現金額が表示されます。

「FUND」「信用保証金」「現金」の何れかの項目名コラムをクリックすると、折りたたまれて「資金」欄が表示されます。

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利益

仕掛取引の時は当然ながら表示されません。

現物売買の場合は、利益はその取引行の経費を差し引いた表面利益が表示されます。

現物決裁の時は、持株+現金が表示されます。

信用決裁の「買埋」「売埋」の時は現金と同額が表示さます。

信用品渡」「信用品受」の時は、持株+現金が表示されます。

表題行の利益項目コラムをクリックすると、「実利益」「利益率」「年率」が追加表示されます。

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「実利益」

「実利益」は、決裁行に於いて、その取引の「仕掛け」「決裁」及び信用取引の時は「品受」「品渡」に係わる総費用を差し引いた実利益が表示されます。

「利益率」

「利益率」は、「実利益/仕掛資金*100」で%表示されます。

「年率」

「年率」は、「利益率*365/仕掛期間」で%表示されます。

元金

株式運用資金を、株式口座外から口座に入金した時に表示します。

株式口座から株式運用資金を引き出す時にマイナス表示します。

その他には通常は表示されません。

年度決算を行い年度繰越をする時は、年度利益額を元金に移し変えて、次新期間の元金とします。

年度損失が発生している時は、元金からその額を補填して、その残額を次新期間の元金とします。

何れも、年度利益・利益率の算出の為に、その年度の期首元金を設定するものです

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現金残高

その取引時点での口座現金残高を表示します。

表題行の「現金残高」コラムをクリックすると、「残高確認」列が追加表示されます。

「残高確認」は、口座残高の確認表示の為に使用します。

詳しくはマニュアルの「残高確認」項目を参照下さい。

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